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「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

今年、早いエリアでは2月上旬から花粉が飛び始めているという報道を目にしました。花粉症である記者からすると、地獄のシーズンが到来だな……。

ということで、手放せなくなってくるのが「マスク」。日本アレルギー学会も、花粉対策としてマスクの着用を勧めているそうです。マスト!

しかし、難点がある。マスクを着けてると、耳が痛くなる。息苦しくなってくる。メガネを掛けてると、息が立ち上ってレンズが曇る。この煩わしさをガマンしてでも、マスクを着けたい季節ではあるのですが。


マスクの煩わしさを解決する新発想の“マスクフレーム”


いや、もしかしてその煩わしさともおさらばできるのか!?  株式会社ポリ・スタジオ(栃木県宇都宮市)が3月中旬より正式発売予定の『Maskal(マスカル)』は、マスクの不満を解決するいわば新発想の“マスクフレーム”です。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム


開発者である同社代表の野崎靖さんは、花粉症持ち。当然、花粉シーズンはマスクが手放せません。でも、やっぱりマスクをずっとしていると耳が痛くなる。それをどうにかしたいというのが、『Maskal』開発のきっかけになったそうです。

これは、記者と気が合いそう……。というわけで、実際に野崎さんに話を伺ってみました!

早速、使用法とそのメリットを伺いたいのですが、その前に鼻に触れる部分を触ってみます。……う~わ、めっちゃやわらかい!
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム
※試作品です。

メガネの鼻当てみたいなのをイメージしていたのですが、明らかにそんな感じじゃない。どうやら、素材にはシリコンゴムが採用されているそうです。
加えて耳に触れる部分もシリコン製で、頬をつたう部分だけはプラスチックが使用されているとのこと。大胆にグニャグニャ広げても引っ張っても、全く問題なしです!

では、まずはフレームの取り付け方を解説していただきましょう。
(1)マスクのワイヤー部を半分に折り目を付ける
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

その後、マスクを上下にバーっと広げちゃいましょう。そして、折り目の部分に『Maskal』の先端部を当てておきます。

(2)片方のゴム紐を耳当ての突起に掛ける
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

耳フック部の裏側に突起があるので、紐を引っ掛けます。またフック裏側にはくぼみが仕込まれているので、そこに紐を沿わせるようにします。

(3)もう片方のゴム紐を反対側の突起に掛ける
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム


(4)マスクとフレームの中央が揃うように位置を微調整
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム



続いて装着方法ですが、マスクを取り付けた『Maskal』を耳の下をくぐらせるようにして着けます。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

装着方法は、鼻に触れるシリコンゴムの部分を小鼻の横に沿わせ、顔幅くらいに開いて下からサッと入れる……というイメージです。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

「最初は難しいと感じられるかもしれませんが、慣れちゃえばサッサッサって着けられます。慣れるまでは、鏡を見ながら着けたほうがいいと思います」(野崎さん)

それにしても、重さを感じない着け心地の良さが異常。あまりに軽くて「これ、装着できてるのかな?」と不安になっちゃいますが、慣れてしまえば大丈夫。というか、この軽さが「着けてることを忘れちゃう」という状態につながるのです。
「『本当に着いてるのかな?』という軽さが、Maskalの良さですね。ただ、着けてる感覚がないのが、着けにくさにつながる部分はあるかもしれません。ただ、それらも慣れていただければ解決します」(野崎さん)
『Maskal(マスカル)』というネーミングは「マスクを軽くする」から来ているそうです。

そんな中、記者に一つの疑問が発生します。なぜメガネフレームのように耳の上から掛けるのではなく、下から引っ掛けるフォルムになっているんでしょうか?
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

「メガネを掛ける人も装着できるようにするためです。私自身がメガネをしており、開発スタート時の目標は『メガネの人も装着できる、耳が痛くならないものをつくること』でした。そうなると自ずと耳の下に装着するしかないのですが、耳に引っかけるのとは異なり、顔を挟む力で顔にフィットさせなければいけないので その形状を作り上げるのに苦労しました。挟む力が強いと痛くなってしまい、弱すぎて挟む位置が悪いとフレームがズレていってしまいます」(野崎さん)

安価なマスクでも機能性向上 「Maskal」の3つの利点


続いて、『Maskal』を使うことによって生まれるメリットについて伺いたいと思います。どうやら、大きく3つの利点があるらしい。
●耳が痛くなるのを防ぐ
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

『Maskal』を使うとゴム紐が耳に当たらず、シリコンゴム製の耳当てが広い面で耳に接触するので、長時間装着しても痛くなりにくいです。

●息苦しさを軽減し、メガネが曇りにくくなる
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

『Maskal』を使うとフレームのおかげでマスクが少し前に出ることにより、口・鼻の周りに空間ができるので呼吸が楽になります。
実際に記者も着けてみたのですが、マスクの中に空洞ができて密着していないから快適でした! いつもは、すぐ息苦しくなってしまうのですが……。
「私も、直接マスクを着けたくないんです(笑)。苦しいので……」(野崎さん)

また、フレームと顔の間の隙間はシリコンゴム製の鼻当てが埋めてくれるので、メガネが曇りにくくなる効果もあります。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム
※試作品です。

顔の形の個人差により完全には曇りを防止できない場合もあるようですが、記者はバッチリでした。全く曇らない。視界が気持ちいいです。

●スマートに脱着できる
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

ドリンクを飲むとき、食事のとき、電話をするときなど、一時的にマスクを外す必要がある際にはマスクのやり場に困ることが多い。また、フィルター面にはほこりやウィルスがたくさん付いているはずなのに、つい手で直接触ってしまうこともありますが、あまり衛生的ではありません。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム

一方、『Maskal』を着けていればフレームがあることで首や机の縁に掛けることができたり、マスクに直接触れることなく脱着することが可能になるので、マスクを扱いやすくなります。

実は、上記問題点に対応したマスクがすでに市販されているそうなんですが、それらは値段が高いんですよね……。まぎれもない“消耗品”であるマスク一個一個に、それほどのお金はかけたくないわけで。
しかし、この“マスクフレーム”を活用すれば安価なマスクでも十分な機能性をゲットすることができるわけです。

そんな『Maskal』、3月中旬以降の正式価格は3,000円(税込)。まずは、「Makuake STORE」にて販売が行われる予定ようです。
「これまで世の中になかった製品の立ち上げなので、品質には万全を期しています。身に着けるものですので、お客様に安心してご使用いただけるよう部品は全て日本製にいたしました」(野崎さん)


最重要ポイントは、着けてるのを忘れるくらいの“軽さ”


ちなみに、『Maskal』には今後の新たなる展開も控えている模様。
「『Maskal』はほとんどの方々に対応するサイズとなっておりますが、よりフィット感を求める人のため、サイズを分けたバージョンの開発も考えています」(野崎さん)

例えば、こちらは女性向けに開発された試作品。
「マスクで耳が痛い」を解決 新発想の“マスクを軽くする”フレーム
右は基本タイプの『Maskal』で、左の一回り小さい方は女性向けとして開発された『Maskal』。
※試作品です。

あと、基本タイプより少し大きめの『Maskal』を作る可能性もあるとのことでした。

兎にも角にも、個人的な最重要ポイントは“軽さ”ですね。だって普通のマスクって、着けてれば着けてるほど煩わしくなってきますもん。マスクを取った時に絶大な開放感を覚えることもあるのですが、ということは今までどれだけ窮屈に感じてたんだっていう……。
「これまでにも“マスクの耳痛対策グッズ”など様々なマスクが商品化されていましたが、私にとっては使い勝手が悪く、どれも満足できませんでした。『良いものが無いなら自分でつくるしかない』ということで開発を進め、完成したのが『Maskal』です」(野崎さん)

すでに花粉も飛び始めてるようだし、この“マスク用フレーム”とは長い付き合いになりそうです。
(寺西ジャジューカ)

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