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吉高由里子「正義のセ」結婚詐欺と山口百恵4話へ

吉高由里子演じる新米検事の奮闘を描く日本テレビの水曜ドラマ「正義のセ」(夜10時~)。先週4月25日放送の第3話までの平均視聴率は約10%。今期の民放のゴールデンタイムのドラマのなかでは、毎回10%超と安定した視聴率をキープしているテレビ朝日の刑事ドラマ3作(「特捜9」「未解決の女」「警視庁・捜査一課長」)やTBSの日曜劇場「ブラックペアン」に対して善戦している。

それも先週のレビューで書いたようなベタさ、言い方を変えればオーソドックスな展開ゆえだろう。あらかじめ犯人が誰か示したうえで、主人公があれこれ調べながら証拠を積み上げ、最終的に事件を解決(本作でいえば被疑者を起訴)するにいたるという「刑事コロンボ」「古畑任三郎」スタイルは、視聴者が安心して見ることができる。加えて、情熱的なヒロインが時に周りの人たちを騒動に巻き込みながら突き進む朝ドラ的なパターンも盛り込み、適度にハラハラドキドキさせてくれる。

筆者のようなやや斜に構えたドラマ好きは、この手のパターン化されたドラマをともすれば軽く見がちだ。だが、一見するとオーソドックスに思われるドラマも、丁寧に見てみると、要所要所で工夫を凝らしていたりする。先週放送の「正義のセ」第3話はとくにそれを感じさせた回だった。ここであらためて振り返ってみたい。
吉高由里子「正義のセ」結婚詐欺と山口百恵4話へ
イラスト/まつもとりえこ

パターンをずらして意表を突く


第3話でヒロインの竹村凛々子が取り組んだのは結婚詐欺事件。被害者の沢井七美(磯山さやか)は、結婚の約束をした藤堂という男(三浦貴大)に資金援助のつもりで1千万円を現金で渡したが、彼はそのまま行方をくらます。その後、被疑者として送検された藤堂=本名・鈴木正夫は、凛々子の取調べに対し、1千万円など受け取っていないと容疑を否認し続けるのだった。今話ではここへさらに、凛々子が彼氏の優希(大野拓朗)から突然プロポーズを受けるという話がリンクして、彼女は人生の岐路に立たされることになる。
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ベストセラー作家・阿川佐和子の同名小説が原作。吉高由里子が演じる駆け出しの女性検事の、痛快お仕事ドラマ。

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