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「いだてん」志ん生と小松一瞬の出会い「志ん生の『富久』は絶品」の謎がついにあきらかに39話

大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」は、きょう放送の第40話からいよいよ最終章に入る。これに先立ち、先々週の10月13日に放送された第39話「懐かしの満州」は、主人公である田畑政治(阿部サダヲ)も金栗四三(中村勘九郎)もほとんど出てこない、「いだてん」のなかでも、またおそらくは大河ドラマの歴史においても異色の回だった。それでいて、この回がなければ「いだてん」というドラマは完成しないという、ジグソーパズルの最後のピースともいうべき重要な意味を持つ回であった。具体的にいえば、古今亭志ん生(老年期:ビートたけし、青年・中年期:森山未來)の弟子・五りん(神木隆之介)の戦死した父親が、なぜ満州(現・中国東北部)からの絵はがきに「志ん生の『富久』は絶品」と書いて送ってきたのか、その理由があきらかにされたのだ。(→田畑政治編総括レビュー
「いだてん」志ん生と小松一瞬の出会い「志ん生の『富久』は絶品」の謎がついにあきらかに39話
イラスト/まつもとりえこ

小松と志ん生、満州で邂逅


第39話では、志ん生(森山未來)と三遊亭圓生(中村七之助)が太平洋戦争末期に満州へ慰問に渡った。日本ではすでにほとんど手に入らなくなっていた酒飲みたさに満州行きを決めた志ん生は、当初ひと月で日本に帰れるものと思っていたが、気づけば2ヵ月がすぎていた。そこへ現れたのが、兵士として満州に送られた五りんの父で、金栗四三のマラソンの弟子の小松勝(仲野太賀)だった。二人の落語を聴いた小松は楽屋に押しかけると、圓生は色男だと持ち上げる一方、志ん生に対しては、「富久」の主人公の久蔵の走り方がなっていないとダメ出し。呼吸法などを指南したあげく、これを読めと、自分がマラソンを始めるきっかけとなった四三の著書『ランニング』を渡し、志ん生を怒らせてしまう。
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