【JO1メンバー分析・佐藤景瑚】ハイブランドもサラリと着こなすグループ随一のファッショニスタ

JO1オーディションでは「華がある」と高評価

3月にデビューしたばかりの新人だというのに、8月26日にリリースされる2ndシングル『STARGAZER』のプロモーションでは『BoyAge -ボヤージュ-』『ザテレビジョンgenic.』『ViVi』『Numero TOKYO』『NYLON JAPAN』『anan』などなど、数々のエンタメ誌、女性誌の表紙を飾っているJO1（ジェイオーワン）。他にも表紙、グラビアが掲載されている雑誌はまだまだあり、マスコミからの期待値の高さを物語っている。

彼らは韓国で社会現象を巻き起こしたオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズの日本版である『PRODUCE 101 JAPAN』から生まれた11人組グローバルボーイズグループで、デビューシングル『PROTOSTAR』は発売初週に32.7万枚を売り上げ、「オリコン週間シングルランキング」（3/16付）で初登場1位を獲得。iTunes総合チャートでは香港や台湾など5カ国で1位を総なめにするなど、グローバルボーイズグループという名の通り、海外でも人気となっている。

『PRODUCE 101 JAPAN』の最終順位7位でJO1のメンバー入りを果たしたのが、愛知県出身の22歳、佐藤景瑚（さとうけいご）だ。オーディションに参加する前は美容師見習いとして、美容院でシャンプーをしていたという。美意識の高い職業に就こうとしていただけあって、ハイブランドもサラリと着こなすグループ随一のファッショニスタとしても知られている。

学生時代はバスケをしていたという181センチの高身長に加えて、小顔で手足の長いスタイルおばけ。さらに色白、そしてバキバキに割れた腹筋まで備えており、まるでK-POPアイドルの理想形のよう。

オーディション中はトレーナー陣にも「華がある」と評価され、視聴者からは「東方神起のチャンミンに似てる」と言われて話題にもなった。また、美形・高身長を愛でる中華圏で、特に人気が高いのも佐藤の特徴である。

ムキムキの肉体に長い手足が生み出すなめらかなダンスがセクシー

パフォーマンスにおいては、歌もダンスもできるオールラウンダーとして最高位のAクラスからスタート。デビューを決める「国民プロデューサー」と呼ばれる一般視聴者の投票も、25位から回を追うごとにジワジワと順位を上げていった。

ファイナルまでの3回の順位発表では1度もデビュー圏内に入っていなかったが、デビュー評価曲「Grand Master」でのスタイリッシュで華やかな様が目を惹き、ファイナル投票で13位から7位に躍進してデビューを掴んだ。だが、インタビューで「１度も（デビューできる）11位内に入ったことがなくて……」と涙ながらに答えていた彼にグッときたファンも多いはず。

ファッションセンスだけでなく芸術全般のセンスが高く、イラストも得意。配信番組『JO1 HOUSE』（GYAO!）のパンとジャム（とバター）のロゴデザインも佐藤が手掛けている。今後は、グッズや衣装、アートワークなどに彼の意見が反映されることを期待したい。

決してクセが強いタイプではないが、『PRODUCE 101 JAPAN』の1分間PRで自分のPRではなくなぜか怖い話をしたり、マイケル・ジャクソンやジム・キャリーのモノマネをしたりとお茶目な一面もある。トーク中も気付けば細かいツッコミを入れているのは佐藤だ。


そんな人当りの良さ故か、年下メンバーたちにイジられることもしばしば。デビューが決まり宿舎に入ってから55インチの大型テレビを購入し、大音量で映画を楽しんでいるそうだが、隣室の鶴房からは「うるさい！」とツッコまれているそう。

『PRODUCE 101 JAPAN』出演時には、自分のキャッチフレーズとして「日プには2種類の男しかいない。俺か俺以外か」を使い、配信番組『JO1 HOUSE season2』（GYAO!）に講師として出演したこの言葉の元祖でもあるホスト界の帝王ROLANDに、ビクビクしながらパクリ謝罪を行いメンバーたちの爆笑を誘ったが、やはり彼には笑いのセンスがあるようだ。ほかにもROLAND語録を引用することがあったので、佐藤の愛読書なのかもしれない。

また、JO1の筋肉担当といえば、リーダーの與那城だが、実は佐藤もかなり鍛え上げた肉体を持っている。「筋トレ好きじゃないんですよ」と言いながらも2時間にもわたる筋トレを行うそうで、『STARGAZER』収録曲「GO」のパフォーマンスビデオでは、ノースリーブの衣装で美しい上腕二頭筋を披露している。ムキムキの肉体に長い手足が生み出すなめらかなダンスが、なんともセクシー。彼のセクシーで華やかな生パフォーマンスを目の前で見られる日を願うばかりだ。


小さいころはパワーパフガールズ、学生時代はアベンジャーズ、今はスパイダーマンになりたいと公言しているヒーロー志向。『STARGAZER』のショーケースイベントで何になりたかったを聞かれると、「アベンジャーズになりたかったんです。アベンジャーズって史上最強のチームじゃないですか。僕、すごく好きで。アベンジャーズに勝てるかわからないんですけど、JO1は本当に史上最強のチームなので、その夢が叶ったなと思います」という発言も。これからも音楽界のヒーロー、音楽界のアベンジャーズとして、突き進んでほしい。
（坂本ゆかり）

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