日本共産党の志位和夫委員長はケニア訪問中のイギリス・チャールズ国王が大英帝国時代の不当行為に対する反省の弁とともに「反省することで過去は変えられないが歴史に正直かつオープンに向き合えば今日の友情の強さを示せるかもしれない」との発言を伝えるBBCの報道に「日本もこの態度を見習うべき」とXで発信した。
国内にある「歴史修正主義」の動きを踏まえたものとみられる。
そのうえでチャールズ国王は「私にとって非常に大事なのは、このような過ちに対する理解を深め、生活やコミュニティーに深刻な影響を受けた人々に会うことです」と述べるともに「歴史に正直かつオープンに向き合えば、もしかしたら今日の友情の強さを示せるかもしれません。そうすることで今後もさらに深い絆を築き続けられればと願っています」と過去の過ちを踏まえた、未来に向けての両国関係の友情構築への思いの伝わる内容になっていた。
日本には一部で第2次世界大戦での南京大虐殺など侵略、戦争犯罪に関し、アジア開放の戦争だった、従軍慰安婦は存在せず、自発的なものだったとする歴史修正への動きが強い。