10月27日の衆院解散・総選挙で「政権奪取」を目指す野田佳彦代表率いる立憲民主党は9月30日『野田内閣』実現時の顔ぶれ「ネクストキャビネット」を発表した。


10月1日に初閣議を開き、総選挙での公約策定を議論する。

20人の閣僚のうち8人が女性になっている。


 官房長官には元総務官僚の重徳和彦衆院議員、経済財政担当大臣には国交大臣経験者の馬淵澄夫衆院議員、厚生労働大臣には厚労大臣政務官経験者の山井和則衆院議員、安全保障担当大臣には外務副大臣や内閣官房副長官経験者の福山哲郎参院議員をあてた。


 また内閣府防災担当大臣にはジャーナリストだった杉尾秀哉参院議員、地方創生担当大臣に元アナウンサーの石川香織衆院議員、外務大臣・拉致担当大臣には総務副大臣や防衛副大臣経験者の渡辺周衆院議員、財政金融担当大臣には総務大臣政務官経験者で弁護士の階猛衆院議員、文部科学担当大臣には厚生労働副大臣経験者の牧義夫衆院議員。


 このほか、ネクストジェンダー・孤独孤立担当大臣に党代表選に出馬し、教育に熱弁を振るった吉田晴美衆院議員、子ども担当大臣に外務大臣政務官や党の代表代行を務めた西村智奈美衆院議員、デジタル担当大臣に外国弁護士(ニューヨーク州)の牧山弘恵参院議員、復興担当大臣に岡本章子衆院議員、総務大臣に元自治体首長を約16年務めた経験のある野田国義参院議員、法務大臣に弁護士の打越さく良参院議員、農林水産大臣に復興大臣政務官経験者の金子恵美衆院議員、経済産業大臣に田嶋要衆院議員、国土交通大臣に小宮山泰子衆院議員、環境大臣に環境副大臣経験者の近藤昭一衆院議員がついた。


 石破茂総理の下で1日に組閣される閣僚の顔ぶれと立憲民主党が政権を取った場合の内閣の顔ぶれ。いずれが国民にとって豊かな暮らし、幸福度の高い社会を実現することになるのか、じっくり検討するのも、選挙投票時の選択肢になりそうだ。(編集担当:森高龍二)

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