2021年「沖縄全戦没者追悼式」が23日営まれ、菅義偉総理はビデオメッセージで、「沖縄の基地負担軽減のために引き続き『できることはすべて行う』方針のもと、一つひとつ確実に結果を出していく決意」と強調した。
菅総理は「沖縄の方々には永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいている。
菅総理は「2016年には北部訓練場の過半の返還が実現した。この跡地を含む沖縄島北部、西表島については現在、世界自然遺産登録に向けた手続きが進められている。また西普天間住宅地区跡地では今後の跡地利用の先行事例として、高度な医療・研究機能の拡充や地域医療の向上を目指した健康医療拠点の整備が進んでいる」と沖縄振興への取り組みをアピール。
そのうえで「二十一世紀の『万国津梁(しんりょう)』として世界の架け橋となるよう、私が先頭に立って、皆様とともに沖縄の振興を進めていきたい」とした。