プロボクシング亀田3兄弟のいとこで、WBA世界フェザー級5位の亀田京之介(MR)が12日、大阪・堺市の所属ジムで取材に応じ、同級4位のルイス・ヌネス(ドミニカ共和国)とのWBA世界同級暫定王座決定戦(24日、キルギス)への意気込みを語った。戦績は亀田が23戦16勝(9KO)5敗2分け、ヌネスが23戦23勝(15KO)。

 当初は4月に同地で予定されていた試合が、国際情勢の悪化により延期に。仕切り直しは京之介にとって初めて世界のベルトを懸けた一戦となった。「(延期で)相手も代わって、暫定王座決定戦になったのはうれしいが、欲しいのは正規のベルト。きっちり倒しとかんと」と力を込めた。

 昨年10月の前戦で元世界3階級制覇ジョンリール・カシメロ(フィリピン)に3―0の判定勝ち。自信を得たが、課題も見つかった。下半身強化に励んだだけではなく、「ボクシングはジャブ。左から右につなげる練習をやった。今までは右が少なかった。距離感、角度、タイミングがやっと分かってきた。手数は増えると思う」と手応え。相手の映像もチェックし「そんなに前に出たり、足を使う選手ではない。

中盤くらいで倒せるのでは」と、KO勝ちをイメージした。

 日本ボクシングコミッションはWBA世界暫定王座を認めておらず、国内で防衛戦もできないが、京之介は勝利後に壮大なプランを描いていた。主要4団体のフェザー級世界王者で最も評価が高いWBOのラファエル・エスピノサ(メキシコ)を「倒してこそ本当のチャンピオン」と強調。さらに「エスピノサに勝って、井上尚弥と俺が絶対にやる運命にしたろかな」と、フェザー級転向も視野に入れるモンスターとの対戦を熱望した。

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