財務省は11月18日、独立行政法人造幣局から偽造の疑いのある100円白銅貨幣について、鑑定を行った結果、偽造貨幣であることの報告を受けたとして、その特徴を公表するとともに、疑わしい貨幣をみつけた時は警察などへ通報するよう協力を呼びかけている。
この偽造貨幣は先月18日に岡山県倉敷市内で使用され、28日に岡山県警が犯人の1人を逮捕。偽造の疑いのある貨幣約100枚を押収し、このうち28枚について今月11日から造幣局で真偽鑑定を行っていた。
偽造100円白銅硬貨は年銘が昭和63年銘。材質は銅、ニッケルの合金で、真貨と成分割合が異なるものが多い。量目はほとんどのものが、真貨よりやや軽い。
真偽比較はこちらから、造幣局からの鑑定結果資料
http://www.mof.go.jp/jouhou/sonota/kanteikekka201118.pdf