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では、その中で早くも確かな手応えを示したのはどの作品なのか。ネット上の反響を手がかりに、初回から好評を得た注目作を見ていく。
冬クールでは、顔を変えて別人になり替わる主人公を描いた『リブート』(TBS系)が大きな話題を呼んだが、今期の春ドラマにも"転生"という形で別人の人生を歩む作品が登場している。毎週火曜よる9時より放送中のドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)だ。
主演の高橋一生が「勝ち組のIT社長」と「下町商店街の青年」という対照的な二役に挑んだ作品で、初回放送で「#リボーン」がXトレンド入りするほど話題となっていた。
物語の主人公は、令和で成功を収めたIT企業「NEOXIS」の社長・根尾光誠(高橋一生)。目的達成のためには手段を選ばない冷酷無比な人物で、4月14日放送の第1話では、他人の人生を踏み台にしながら現在の地位へ上り詰めていく過程が淡々と描かれた。
そして物語後半、光誠はひょんなことから2012年の世界で生きる自分そっくりの青年・野本英人へと転生してしまう。英人は、寂れたシャッター商店街に店を構えるクリーニング店の跡取り息子。困っている人を放っておけない正義感溢れる人物で、光誠とは生き方も人格も真逆の存在だ。
しかも英人が住む商店街は、かつて光誠自身が事業拡大のために強引な交渉と圧力で追い詰めた場所。過去の自分が"壊した世界"で生きざるを得なくなった彼が、ここからどう変わり、いかにして成長していくのか。
また本作はヒューマンドラマでありながら、考察系ドラマとしての側面も併せ持つ。光誠は何者かに階段から突き落とされたことで転生に至ったが、その犯人はいったい誰なのか。さらにタイトルにある「最後のヒーロー」が何を意味するのかも興味をそそる要素である。
近年は先述の『リブート』をはじめ、『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)や『VIVANT』(TBS系)など考察系ドラマが軒並み視聴者の関心を集め、大きな盛り上がりを見せている。今作もまた、同様の熱量を帯びていくのではないだろうか。
"名作が多い"と言われるTBSの「日曜劇場」だが、今期の新作にもその系譜を受け継ぐ一本となる気配が漂っている。27年ぶりに堤真一が日曜劇場の主演を務める『GIFT』(TBS系)は、注目のパラスポーツ「車いすラグビー」を題材にした物語。天才宇宙物理学者の伍鉄文人(堤真一)が、ひょんなことから弱小チームのアドバイザーとして再建に関わっていく。
ところで堤といえば、何かと"理系男子"役に縁がある。なかでも広く知られているのが、2008年に公開された映画『容疑者Xの献身』の天才数学者・石神哲哉だろう。堤演じる伍鉄が黒板の数式と向き合うシーンでは、思わず石神の姿を重ね合わせた視聴者も少なくないはず。
もちろん見どころはそれだけではない。本作の試合シーンは日本車いすラグビー連盟の監修のもと制作されており、山田裕貴をはじめとするキャスト陣が体当たりで実演している。車いす同士が激しくぶつかり合う様子はまさに圧巻の迫力で、ネット上でもその臨場感に驚く声が多く上がっていた。
なお車いすラグビーは、2024年開催のパリ・パラリンピックで日本が金メダルを獲得した競技で、勢いに乗るスポーツの一つだ。劇中では競技の解説も丁寧になされており、さらなる普及の追い風となる可能性も感じさせる。ドラマ『GIFT』は、日曜よる9時より放送中。
また、「TVer」での再生回数が100万回を突破したドラマ『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(テレビ東京系)も、初回から大きな注目を集めている。開始早々の濃厚なベッドシーンに加え、ショッキングな展開が立て続けに描かれ、瞬く間にSNSの話題をさらった。
毎週月曜夜11時06分より放送中の本作は、主人公の金沢アサ(宮澤エマ)が望まぬ妊娠をきっかけに動き出す物語。彼女は毒親に支配された壮絶な過去から「子供は絶対に持たない」と決意しており、夫の哲也(浅香航大)とは共働きで、あえて子供を持たない選択をする夫婦――いわゆる「DINKs(Double Income No Kids)」として日々を過ごしていた。
ところがこの哲也という男、"裏の顔"を持つ人物だった。
さらにアサの生理周期まで把握しており、「生理中だから」と性行為を断られれば、その真偽を確かめるためにわざわざトイレまで確認しに行く。妊娠の有無に異様なまでに執着する姿に加え、上機嫌で「こんにちは赤ちゃん」を口ずさみながら避妊具に穴を開ける場面は、もはやホラーの域ともいえる。実際、SNS上でも悲鳴に近い反応が相次ぎ、阿鼻叫喚の様相を呈していた。
ここから先、さらなる恐怖が待ち受けていることは間違いないが、それでも思わず引き寄せられてしまう不思議な魅力があるのもまた事実。果たしてどこまで踏み込んだ描写が展開されるのか、その行方を見届ける覚悟のある視聴者にこそぜひおすすめしたい。
こうして見ると、今期の春ドラマは題材や切り口の異なる意欲作がそろい、それぞれに強い個性を放っている。この勢いを維持できるかどうかが、今期の評価を大きく左右することになりそうだ。
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