銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、ホステスに「太ってる」「老けた?」「肌荒れしてるよ」と指摘する太っていて老けていて肌荒れもしているおじさん。

○お前が言うか?

私たちホステスはお客様からべらぼうな料金を頂戴し、その対価としてサービスを提供しています。その場の楽しみ方を選ぶのはお客様。お客様はまぎれもなく神様ですし、多少の「おたわむれ」だって、よほどのことでないかぎり私たちは笑って受け入れます。それがお仕事です。

ただ、私たちも一応は血の通った人間です。

「太ってる」
「老けた?」
「肌荒れしてるよ」

と、ホステスに指摘している、彼女たちよりも何十倍も太っていて老けていて肌荒れもしているおじさんには、どうしても

「お前が言うか?」

とは、思ってしまいます。
○こちらからもあなたのことは見えています

おじさんの中には、女性をパッケージの外から一方的に眺めている感覚なのか、おじさんご自身の姿が女性側からも見えていることを想像するのがちょっと苦手というか、それを想像することさえなさらない方がいらっしゃるように思います。

ところが、当然ですがこちらからは皆さんの姿がくっきりはっきり見えているのですよね。

ご自身のことは高い高ーい棚にあげて女性の容姿についてあれこれと評価をしたり、点数をつけたり、「抱ける・抱けない」など少々下世話なジョークを言って楽しむのはもちろん自由なのですが。

帰国子女でとってもとってもハンサムな私の友人は、ニッポンのおじさんについて

「中年男性だけがこんなに自分自身のケアをサボっていても許されているのってユニーク」

と、言って爽やかに笑っていました。

✅過去の残念おじさん漫画を一気読み
○「最低限」のラインにすら立てていないのはまずい

今回は、ホステスに「太ってる」「老けた?」「肌荒れしてるよ」と指摘する太っていて老けていて肌荒れもしているおじさんについてご紹介しました。

ちなみに、とってもとってもハンサムな私の友人は、美容皮膚科に通い、歯列矯正とホワイトニングも済ませ、筋トレと自炊で体型維持にも努めているのですが、このような諸々の努力を「そんなのは女のすること」と鼻で笑うおじさんは少なくありません。


最低限の「身だしなみ」を整えるのは、ビジネスパーソンにとって最低限のエチケットでマナーだと思うのですが……。

ご出世された方、今まさに出世街道を突き進んでいる方はやはり「身だしなみ」には誰よりもストイックです。私のお客様のことを思い浮かべてみましたが、肥満や加齢、肌荒れを放置している方っていません。皆無です。皆さんも、ちょっとはご自身の「身だしなみ」について考えてみてはいかがでしょうか。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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