「何をやっていいかわからない……」俳優の内藤剛志が、劇場版『旅人検視官 道場修作』の完成披露舞台あいさつで18歳で大阪から上京した当時を回顧し、思いを語った。
○内藤剛志、過去の自分へ贈る“一句”披露 「大丈夫だよと…」
内藤は18日、都内で行われた劇場版『旅人検視官 道場修作』(6月12日公開)の完成披露舞台あいさつに羽田美智子、田口浩正、林泰文、兼﨑涼介監督らとともに登場。
同作は、内藤が主演するBS日テレの2時間サスペンスシリーズ『旅人検視官 道場修作』初の劇場版。ドラマは2023年12月の第1弾放送以来、日本各地を舞台に、定年退職した元警視庁検視官・道場修作(内藤)が亡き妻の雑記帳を手に旅をしながら事件の真相に迫る人気シリーズで、第6弾まで制作・放送されている。劇場版は、“俳句の町”愛媛・松山を舞台に、亡き妻の思いを胸に旅を続ける修作が“過去”と向き合っていく姿を描く。
テレビシリーズ同様に主人公・道場修作を演じる内藤は、「これはサスペンスですから、犯人がいるとしたら、まずはそのなぞ解きをしていただきたいですね。(劇中の)僕たちより早く犯人を見つけてください。また、(内容は)旅ですから、いい風景、おいしそうなもの、お風呂などなど、旅をするつもりでご覧ください」と観客にアピール。
さらに、内容についても「道場は、前へ前へ向かう男だったんですね。今回、初めて後ろを向くんです。過去のドアを初めて開けるんです。何作も作ってきたテレビ(シリーズ)とは違う、映画ならではの『後ろを振り向く』ということをやってみたんです。その先に何があるかは“お楽しみ”なんですけど……」と見どころを語った。
舞台あいさつでは、作品の内容にちなんで“自分の過去”をテーマに作った俳句を披露する企画も実施。「東京の 狭き空へと 夢を貼れ」という一句を披露した内藤は、大阪から上京してきた当時を振り返り、「18歳で、何をやっていいかわからない。夢はいっぱいあるけど、何をしていいかわからない。(そんな)必死で生きていたあの頃の自分へ、『大丈夫だよ』という意味も含めて、(この句を)贈りたいと思います」と句に込めた思いを説明。
「本当に、こんなところにたどり着けるなんて思ってもいなかったので、そんな気持ちを言ってみました。東京の見えている空全部を俺の夢で埋めたい……そんなふうに思った句でございます」としみじみと語っていた。

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