AirPods Pro 2の充電ケースは、ツルッとした白い樹脂製で、意外と滑りやすいもの。ポケットやバッグにそのまま入れていると、細かな擦りキズも気になります。
そこで今回試したのが、ダイソーの「イヤホンケース(エアーポッズPro2用、シリコーン、カラビナ付)」。AirPods Pro 第2世代の充電ケースにかぶせて使うシリコーン製カバーで、価格は110円。カラビナも付属しています。高価な専用ケースもありますが、「まずは安く保護したい」という人には、100均のケースもなかなか現実的な選択肢になりそうです。
商品名:「イヤホンケース(エアーポッズPro2用、シリコーン、カラビナ付)」
販売元:ダイソー
価格:110円
材質:本体/シリコーンゴム
サイズ:ケース 7.2×4.7×2.5cm、カラビナ 2.1×4.5×0.4cm、全長 11.0cm
カラー:白、黒の2色
対応機種:AirPods Pro(第2世代)専用
○110円で買えるAirPods Pro 2用シリコーンケース
今回購入したのは、ダイソーの「イヤホンケース(AirPods Pro 2用、シリコーン、カラビナ付)」。商品名のとおり、AirPods Pro 第2世代用のケースです。
店頭には白と黒の2色が並んでいましたが、今回は白を選びました。AirPods Pro本体の白い充電ケースとなじみやすく、装着しても見た目の違和感は少なめです。これなら「いかにもカバーを付けています」という感じになりすぎず、さりげなく使えます。
ただ、白いシリコーン素材は汚れが目立ちやすそうです。
ちなみに、本製品はAirPods Pro 第2世代用のケースです。最新のAirPods Pro 第3世代用ではありません。筆者はAirPods Pro 第3世代を持っていないため実機では試せていないのですが、AirPods Pro 2とAirPods Pro 3では充電ケースのサイズが少し異なるため、少なくともジャストフィットはしないと思われます。AirPods Pro 第3世代ユーザーの人は、第3世代用のケースを選んだほうが良いと思います。
○柔らかくて装着しやすい。フィット感は価格相応
ケース本体は薄めのシリコーン素材で、表面はサラサラ。指で触ると柔らかくしなります。高級感のあるタイプではありませんが、110円という価格を考えると十分な作り。裸のままAirPods Proをバッグに入れるよりは、細かな擦りキズを防げる安心感があります。
取り付けも簡単です。シリコーン素材なので、少し伸ばしながらAirPods Proの充電ケースにかぶせるだけ。
ただし、フタ側のカバーは若干サイズが大きいように感じました。外れてしまうほどではありませんが、ぴったり吸い付くようなフィット感ではなく、開閉時に少し余裕があります。ここは価格を考えれば「まぁ、110円だし……」と納得できる部分ですが、きっちりした装着感を求める人は少し気になるかもしれません。
底面には充電ケーブルを挿すための開口部があり、ケースを付けたままケーブル充電できます。公式の商品説明にも「充電ケーブル接続可能」と記載されています。
また、ケースを装着したままワイヤレス充電もできました。ただし、毎回スムーズに充電できるわけではありません。フタ側と本体側をつなぐシリコーン部分が蝶番のようになっており、充電ケースを閉じた状態でも背面側がボコッと膨らみます。そのため、ワイヤレス充電器に置いたときにケースがわずかに浮いてしまい、位置によっては充電が始まらないことがありました。ワイヤレス充電を使う場合は、置いたあとに充電ランプや充電表示を確認したほうがよさそうです。
○LEDは覆われるが、光はちゃんと透ける
AirPods Proの充電ケースには、正面に充電状態などを示すLEDが付いています。
ただし、よく見るとLEDにあたる部分だけシリコーンが薄くなっていました。そのため、白いシリコーン越しにLEDの光が透けて見えます。何色が点灯しているかは確認できるので、室内で使うぶんには大きな不便は感じませんでした。
ただ、明るい場所では光がやや弱く見え、点灯状態が少しわかりづらい場面もありそうです。充電状態をこまめに確認したい人にとっては、専用の穴が開いていない点はちょっと惜しいところです。
ちなみに、AirPods Pro 2の充電ケース右側にあるストラップホール部分には、本製品にも穴が開いています。装着したまま本体側のストラップホールを使えるのは便利です。
|I@007.jpg,右側のストラップホール部分には穴が空いていて、ケースを装着したままでも塞がれません|
○カラビナ付きは便利。でもバッグの外側は避けたい
このケースの便利なところは、カラビナが付いていること。バッグの持ち手やポーチのループに引っかけておけば、AirPods Proを探しやすくなります。
ただし、バッグの外側にぶら下げて使うのはおすすめしません。AirPods Proの充電ケース自体には、フタをロックする機能がありません。そのため、バッグの外側に付けた状態で何かにぶつかったり、引っかかったりしてフタが開くと、イヤホン本体を落としたり、紛失したりする危険があります。
カラビナ付きではありますが、アクセサリー感覚で外側にぶら下げるより、バッグの内側のループやポケットに取り付ける使い方が安心です。あくまで「バッグの中で見つけやすくするための補助」と考えるのがよさそうです。
○気になるのはホコリとフタ側の余裕
実際に使っていて気になったのは、シリコーン素材ならではのホコリの付きやすさです。表面はやわらかく、滑りにくい反面、ポケットやバッグの中の細かなホコリが付きやすいんですよね。白は汚れ、黒はホコリが目立ちやすそうなので、どちらを選んでも定期的に拭き取りながら使うことになりそうです。
もう1つ気になるのが、フタ側のフィット感です。今回試した白の個体では、フタ側が若干大きめに感じられました。外れてしまうほどではないものの、充電ケースと一体化するような精密な装着感ではありません。
また、正面のLED部分はシリコーンが薄くなっているため点灯色は透けて見えますが、穴が開いているわけではないので、明るい場所ではやや確認しづらい場合があります。しっかりした保護性能や、ズレにくさ、見た目の質感、LEDの見やすさを重視するなら、もう少し価格の高い専用ケースを選んだほうが満足度は高いでしょう。
さらに、フタ側と本体側をつなぐシリコーン部分が背面で膨らむため、ワイヤレス充電器に置いたときにケースが浮き、うまく充電できないことがありました。ケーブル充電なら問題ありませんが、ワイヤレス充電をよく使う人は少し注意が必要です。
○「とりあえず保護」ならあり。でも過信は禁物
ダイソーの「イヤホンケース(AirPods Pro 2用、シリコーン、カラビナ付)」は、110円で買える保護ケースとしては十分に実用的です。裸のまま持ち歩くより安心感があり、バッグやポーチの中でも見つけやすくなります。
一方で、ホコリの付きやすさ、フタ側の若干大きめな作り、LEDの見づらさ、ワイヤレス充電時に浮きやすい点、カラビナ使用時の注意点など、価格なりの割り切りも必要です。バッグの外側にぶら下げるとイヤホン本体を落とす危険があるため、使うならバッグの内側に取り付けたいところ。軽い保護用や、気に入ったケースを買うまでのつなぎとして選ぶのがちょうどよさそうです。
早川厚志 はやかわあつし 最新デジタルガジェットには目がないライター&フォトグラファー。Mac用アプリの情報サイト「新しもの好きのダウンロード」を1996年に開設し、25年間ほぼ毎日更新中。











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