歌手でタレントのあのが、「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)で、タレントの鈴木紗理奈(48)を“嫌いな芸能人”として実名で挙げた件が大騒動に発展している。


 鈴木は自身のSNSで、《私が出てもない番組で》《普通にいじめやん》と不快感をあらわに。

これに対し、テレビ朝日は「配慮が足りなかった」と謝罪コメントを発表した。


 さらに、あの本人もXで長文投稿。《嫌な演出だと前から言っていた》《ゲストが傷つく企画は嫌だった》と番組側への不満を吐露し、「降板宣言」まで飛び出す異常事態に発展している。


 現在は、番組側、鈴木側、あの側の“3者モメ”の状態だ。


■「ベッキーの次に嫌いな芸能人は?」


 しかし「あのちゃん自身、昔から何度も“嫌いな芸能人”を実名で言っています」と苦笑いするのはさるスポーツ紙芸能記者。


「そもそも今回の鈴木紗理奈の件も、『ベッキーの次に嫌いな芸能人は?』のフリの後に答えた回答ですからね。他の番組でも、“ベッキー嫌い”はあのちゃんへのイジリとして繰り返し使われています。しかし、あのちゃんはベッキーとも共演しており、一定の信頼関係がありました。また過去には、山里亮太についても『嫌いだったけど、共演を機に許した』などと語っています。あのちゃんは、今まではそういう“ネタになる範囲”を計算して名前を出していたと思いますが、今回はそうではないようです。本人は、名前が出てしまい、その後、『僕の発言にもピーかけてくれないとお相手がかわいそうだから』という現場での発言もオンエア上ではカットされていたと主張しています」


 さらに、あのは、ベッキーや山里以外にも、過去には他のタレントの名前を出している。


「料理人としてブレークした川越達也ですよ。

“なんか怖い”というニュアンスでしたが。いずれにしろ、あのの『毒舌キャラ』を番組側も面白がって使ってきたという経緯があります。でも、それはウラを返せば、あのもそういうキャラを打ち出してきたということですよ」(前出の記者)


 日本テレビプロデューサーを経て、大和大学社会学部でメディア論などを担当する岡田五知信教授はこう話す。


「テレビ業界では昔から“嫌いな芸能人”ネタはありましたが、このご時世に芸能人に嫌いな人を無理に言わせて数字を取ろうという演出は浅はかだと言わざるを得ない。発想自体が古いし、それ自体もイジメとなり得ます。中山功太サバンナ高橋の問題も根幹は同じですよ。あのちゃんが言っていることが本当なら、それは一歩間違えれば、イジリや見せしめ的な演出をよしとしてきたフジテレビの二の舞いになると思います」


《そういうのってほんまに信頼関係がある相手とのプロレスの時やと私は思う》という鈴木紗理奈の主張はもっともだと言えそうだ。


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 ここのところ芸能界で続く“イジメ騒動”。それはテレビの演出の劣化なのか。<あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨>ほか、関連記事も必読だ。


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