タレントあのがテレビ朝日系深夜番組「あのちゃんねる」からの降板を一方的に宣言した件はネットを中心に賛否が分かれ、今後の動向を注目されている。


 あのは23日にXで、《もう続けたくないので番組を降ります。

つまり、番組が終わるということになると思います》と番組終了まで言及した。18日放送回で、「嫌いな芸能人」として鈴木紗理奈(48)を実名で挙げ、鈴木から《いじめやん》などと抗議される事態となっていた。


「暴露系のうち、嫌い系の企画を何度も嫌だと伝えても改善されず不本意な状況が続いていたという、あのの主張が事実ならば降板もやむなしという擁護派の共感的意見はたしかにあります。自らの番組を降板覚悟で正論を言う真っすぐさがあるとして、評価する意見もあります。あのは気だるさの混ざった受け答えをしますが、歯に衣着せぬコメントも厭わず、若い層には自分に近いと感じられてもいるようです」


 とは、スポーツ紙芸能デスク。


「一方で、番組の制作側だけが悪いとは言いきれないとして、冠番組でありながら、自分には責任がないかのような言い方だという批判も上がっていますね。鈴木紗理奈への謝罪が公には1つもないこともしかりです。一部では、あのが番組放送後に《先に嫌なことされてるとは考えないんだな》などと、SNSに投稿し、その後削除していたと一部で報じられていましたね」(同)


 テレビ業界では「キャラくし」というスラングがあり、タレントのキャラクターイメージから役割が当てられ、それを守らせるという制作スタイルがあるが、その限界を浮き彫りにしたという見方も出ているようだ。こうした出演者の降板宣言はないわけではなく、今年2月には元TOKIO松岡昌宏日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH‼」から降板する意向を公式サイトで表明した。テレ朝は「あのさんの事務所と話し合いをしております」としているが、どうなっていくのか。


■バラエティーにはシナリオと演出があるのが常識


 某広告プロデューサーの見方はこうだ。


「番組へのクレームでは、2024年にやす子がフジテレビ系『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』に対し『クソ番組ですよ本当に。

一番嫌いな番組』などと番組中に批判し『人にドッキリかけてあざ笑ってる。ゴミクソじゃねえか、バカ野郎!』と絶叫し話題になりました。その後の放送回で、総合演出担当のディレクターらスタッフ計50人が一斉に土下座する場面が流されましたが、それもドッキリだったというオチでした。バラエティーはシナリオがあり、どういう演出で収録していくか、事前に打ち合わせています。やす子の『クソ番組』発言は、アドリブの部分もあったかもしれませんが、それを拾って柔軟に対応していった番組スタッフと、それをまた受けて笑いに変えたやす子はどちらも高く評価されていると思います。あのの番組批判は確かに正論かも知れませんけど、それをするまでのコミュニケーションはどの程度していたのか。批判されてからの事後対応含め、大人げないとみられても仕方ない」


 さらに「炎上騒動という、くくりで比べたら、やす子の一本勝ちでしょう」とした。


 番組の品質の低下などが指摘されるバラエティー番組だが、スタッフのみならず、タレントも自分の立場を理解していないとオファーは途絶え、制作そのものが頓挫してしまう。


「あのと、テレ朝とで、どんな落としどころになるのか要注目ですよ」という。


  ◇  ◇  ◇


 あのちゃんの“キライな芸能人”は他にもいた! 関連記事【もっと読む】『鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名』…では、本人の本心に触れている。


編集部おすすめ