自ら主演、原作、脚本を手がけた映画「名無し」が公開中。その佐藤二朗(57=写真)と、橋本愛(30)がダブル主演の「夫婦別姓刑事」(フジテレビ系=火曜夜9時)の苦戦が続いている。
ちなみに5月22日公開「名無し」は初週の動員ランキングで7位(興行通信社調べ)とまずまずで、コメディー要素はない。「夫婦別姓刑事」は、ヒットメーカーの秋元康氏の企画による《コメディーの仮面を被った、考察ミステリー刑事ドラマ》(公式サイトから)だ。
「放送前から“夫婦別姓”がプロパガンダに受け取られてしまい、プチ炎上してしまったのも一因かもしれません。見れば全然そんなことはないのですが、ここまで『リボーン』と差がついてしまうとは思いませんでした」(テレビ誌ライター)
ネット上では《タイトルで地雷踏んだけど、普通に面白い》《佐藤二朗と橋本愛のバディも新鮮だし、他のクセ者出演者も味があっていい》と擁護する声もある一方、《話のほとんどを占めるコメディー部分がすべってる》《考察の意欲が湧かない》と厳しい意見も目立つ。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「いろんな見方があっていいし、数字は見ている人には無関係」と前置きしつつ、こう語る。
「コメディー、社会派、考察ミステリー、これらを全部やろうとしている意欲は買いたい。“優しさ”と“真面目さ”と“ユルさ”と“狂気”が同居する佐藤さんの演技は魅力的ですし。ただ、“どこを面白がればいいのか”という芯の部分がぼやけてしまっていて、視聴者としては乗りにくいんじゃないでしょうか。“楽しませたい”“ネット記事にしてほしい”“考察してほしい”の意図が物語よりも先に見えてしまうことに、シラけてしまう人も少なからずいるのでは」
確かに署長の坂東彌十郎(70)、課長の斉藤由貴(59)をはじめ、職場の面々が醸し出す空気は、“お仕事コメディー”として成立する面白さ。「だからこそ、事件パート、考察パートのつなぎとバランスが大事なんです」と、前出の亀井徳明氏がこう続ける。
「たとえば第7話のラスト。
もしかしたらこの微妙な“違和感”こそがドラマの個性で、それが“狙い”だったりして?
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ドラマの全てが本人の怪演ぶりに掛かっているようだ。関連記事【もっと読む】佐藤二朗に全部賭けた! フジテレビ“火9”連敗阻止なるか…民放GP帯ドラマ初主演の吉凶…では、フジテレビの切実な実情について伝えている。

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