旧統一教会は日本でも解散命令が請求される事態となった。しかし、現在は名称が変わっているため、どれだけの国民が同一団体だと正しく認識しているだろうか。
また、選挙の際にお手伝いをしてくれる団体に対し、便宜を図ることに疑問を持たない議員たちには、「自分たちが加担しているのだ」という自覚すら欠如している。

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 その点、韓国は「真のお母様」こと韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏への捜査など、その姿勢は苛烈だ。パーティで出演料が支払われているとはいえ、トランプ元大統領までもが祝辞を述べるような巨大宗教団体を根絶するために、韓国政府はどこまで本気を見せるだろうか。日本のように名前を変え、資金を逃がしてほとぼりが冷めるのを待つような真似は、決して許してはならない。

 だが、ここへ来て国際的な「何か」の圧力がかかったのだろうか。捜査が進められていた前海洋水産大臣については、「証拠不十分」で不起訴となった。ただ、その秘書らが、日本のどこかで聞いた話のように、パソコンが復元できないようハードディスクをドリルで破壊しているのが象徴的だ。ある意味、日本の国会議員は悪い手本として多大な影響を与えたのかもしれない。今や議員のパソコンは、ドリルで破壊してもデータが再現できる仕様のものを支給すべき時代になった。

 他の議員たちも似たり寄ったりで、捜査はなかなか進展していないようだ。日本の議員たちが「陳情はたくさん受けるから、名前までいちいち覚えていない」「選挙のために顔を売るのが仕事だから、取材は基本受ける」といった言い訳で、宗教団体とのつながりを断とうとしない現状。

 韓国で生まれた宗教なのだから、まずは本国の本部を根絶やしにし、その捜査の手を日本まで及ばせてほしいものだ。

【編集:fa】
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