フィリピン・ミンダナオ島ダバオ・デル・スル州ディゴス市の商業施設「ガイサノモール」で2026年4月20日、サザン・ミンダナオ・コンピューター・カレッジ(SMCC)の「第2回ジュニアハイスクール表彰・進級式」が開かれた。モール内吹き抜けの特設会場はピンクと白の装飾に彩られ、買い物客らが見守る開放的な雰囲気の中、中等教育課程を終えた生徒たちが新たな一歩を踏み出した。


その他の写真:サザン・ミンダナオ・コンピューター・カレッジ(SMCC)の「第2回ジュニアハイスクール表彰・進級式」が開かれた

 1993年に設立された同校は、同市におけるコンピュータ専門教育の先駆的な存在として知られる。当初は小規模な訓練施設から出発したが、現在は中等教育から高等教育までを網羅する総合教育機関へと発展を遂げた。最大の特徴は情報技術(IT)に特化した実践的なカリキュラムにあり、フィリピン政府の技術教育技能教育庁(TESDA)認定のプログラミングやデジタルデザインなど、産業界のニーズに直結した技能習得に重点を置いている。

 会場に掲げられた「能力と人格を兼ね備えたリーダーへ」とのスローガンの通り、修了証を手にした生徒たちは誇らしげな表情で、技術力とともに社会に貢献する志を新たにした。デジタル化が加速する同国において、地域経済を支える高度人材の育成拠点として、同校が果たす役割は一段と重みを増している。
【編集:Eula】
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