フライパンや鍋にこびりついた頑固な汚れ。このような汚れを落とすためのグッズは数多くあります。

しかし、頑固な汚れを落としてくれる反面、知らない間に調理器具の表面を傷つけていることもあるでしょう。

そこで、頑固汚れ落としグッズ8商品について、汚れ落としと傷つけやすさの関係性を調べてみました。

汚れ落ちと傷のつきやすさを検証

選んだのは、①重曹入りクリーナー、②研磨材入りスポンジ、③ハイブリッド研磨粒子入りスポンジ、④ゴム粒子入りスポンジ、⑤ステンレスたわし、⑥スチールたわし、⑦メラミンスポンジ、⑧研磨材入り消しゴムです。

頑固な油汚れ、もっとも効率よく落とせるのは? 8種類のグッズを徹底検証
スポンジの写真(撮影:エフシージー総合研究所)

撮影:エフシージー総合研究所

①は重曹面、②~④はナイロン不織布面で評価しました。

結果はこちら!それぞれ左側のものほど、いい評価になっています。

頑固な油汚れ、もっとも効率よく落とせるのは? 8種類のグッズを徹底検証
スポンジ汚れ落ちの比較表

検証:エフシージー総合研究所

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汚れ落ちの評価

汚れ落としのテストでは、ステンレス板にゴマ油を塗り、180℃の熱を一定時間かけて油分を樹脂化させた頑固汚れモデルを摩擦試験機にセットし、水を含ませた試験品で一定回数擦りました。

汚れ落ちの具合を目視にて評価した結果、汚れがよく落ちたのは①、②、⑥。次に⑤、③と続き、④、⑦、⑧はまったく汚れが落ちませんでした。

傷つけやすさの評価

傷つけやすさのテストでは、ステンレス板を摩擦試験機にセットし、水を含ませた試験品で一定回数擦った後、目視で傷つきの具合いを観察しました。

その結果、①と⑦はまったく傷がつかず、次いで傷が目立たない順で④、⑥、⑧、③、②、⑤でした。

もっとも優秀なスポンジは?

2つのテストを総合すると、傷をつけずに頑固な汚れを落とす①の重曹入りクリーナーがもっとも優れている結果だったといえます。

重曹のアルカリ成分が油汚れを分解し、重曹粒子は柔らかく、素材を傷つけませんでした。

頑固な油汚れ、もっとも効率よく落とせるのは? 8種類のグッズを徹底検証
重曹入りクリーナーの写真(撮影:エフシージー総合研究所)

①重曹入りクリーナー(撮影:エフシージー総合研究所)

ただし、使い続けて重曹成分がなくなった場合に、汚れ落とし性能が落ちる可能性はあるでしょう。

また、重曹は弱アルカリ性なので、手荒れしやすい人はゴム手袋の使用をおすすめします。

添加物に頼らないものであれば、汚れ落としと傷つきにくさのバランスのよい⑥のスチールたわしがいいでしょう。

頑固な油汚れ、もっとも効率よく落とせるのは? 8種類のグッズを徹底検証
スチールたわしの写真(撮影:エフシージー総合研究所)

⑥スチールたわし(撮影:エフシージー総合研究所)

まとめ

②の研磨剤入りスポンジや、⑤のステンレスたわしは、汚れ落としの効果は高いのですが、研磨材で汚れを削り落とすため素材を傷つけてしまうことが分かりました。

反対に④のゴム粒子入りスポンジと⑦のメラミンスポンジは素材を傷つけにくい反面、頑固な汚れには向きません。

なお、今回のテストではステンレスに対して行いましたが、これらのグッズを使うときには、パッケージの使用説明や注意書きをよく確認し、使用できるものとできないものを把握することが大切です。

家庭の鍋やフライパンを確認し、素材にあったスポンジを選びましょう。

エフシージー総合研究所

[文/エフシージー総合研究所 構成/grapeフード編集部]

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