清原果耶、井之脇海、池津祥子の3人芝居で描かれる舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』が、6月8日(月)~7月5日(日)まで東京・シアタートラムで上演される。
ある日、小さなボロ家に住んでいたオリー(井之脇海)とジル(清原果耶)夫妻のもとに、ミス・ディー(池津祥子)と名乗る家の仲介者から「夢の家を差し上げます」との手紙が届く。
「生まれてくる赤ちゃんのために理想のマイホームが欲しい」。ふたりは契約書にサインをするが、引っ越した翌日、夢の家の残酷な秘密を知る。たちまちその秘密に取りつかれた夫妻は、次々と不思議な"光"とともに豪華にリフォームをして――。
今回、自身二度目の舞台に挑む清原果耶に話を聞いた。
――本作の演出・白井晃さんとは、清原さんの初舞台『ジャンヌ・ダルク』(2023年)以来のタッグだそうですね。白井さんはどんな方なのでしょうか?
「何事においても丁寧ですし、わかりやすく物事を進めてくださり、演者に寄り添う言葉を選んで伝えてくださる方です。稽古中も本番中もすごくいい距離感で、舞台のことや私自身のことを見ていただきました。今回3年ぶりにご一緒できることがすごくうれしいです」
――この物語についてはどんな感想を持ちましたか?
「『欲望に振り回されることがどれだけ怖いことなのか』ということはありつつも、私には、そこで踊り続けているこの夫妻がすごくキュートにも見えて...この感想が出てくる時点で、『レディエント・バーミン』の穴に落ちているんだろうなとは思いますね(笑)」
――ジルたちの行動や想いというのは理解できるところですか?
「『今いる場所よりも、よりいい場所に行きたい』という気持ちは理解できますし、希望、夢、願望、目標を持つこと自体はすごく自然なことだと思います。ただ、あまりに残酷な選択を、自分自身でしてしまっていることからは目をそらしているな、と。
特に欲に向かうジルの行動力はすごいと思うのですが、その執着心がどこから湧いてくるのか...それを稽古中に見つけられればと思っています」
――『ジャンヌ・ダルク』やNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などで、役と長く付き合うこともある清原さん。今回も長くジルと向き合うことになりますが、役と向き合う時間が長いことでのメリットや魅力に感じていることはありますか?
「自分が演じる役について、長く思考を深められること自体が幸せなことだなと思います。短い時間で進めなければならない作品も、もちろん熱としては変わらないんですが、じっくり長い目で見られることによって、いろいろな場所に立ち返ることができる。
――初舞台『ジャンヌ・ダルク』を駆け抜けてみて、どんな気持ちになりましたか?
「幸せでした。初めての舞台だったので、何もわからない状態から吸収するしかなかったのですが、すべてが勉強でしたし、稽古を繰り返すこともまったく苦ではなかったです。白井さんや素敵なキャストの皆さんと、切磋琢磨できてすごく楽しかったです」
――貴重な経験だったんですね
「そうですね。最初は稽古の段階から分からなくて、台本をいつ手放すのか、立ち稽古に至るまでどのくらいなのか、周りを見ながら取り組んでいきました。『足を引っ張らないようにしなきゃ』という気持ちと、実際自分ができるところまでの距離がうまく計れなくて難しかった思い出もあります。
また、本番中に思わぬアクシデントがあった場合、どうやってチームで"今"を守っていくかをすごく考えていました」
――チームの結束力も大事そうですね。稽古場ではいかがでしたか?
「キャストの皆さんが優しくて温かかったです。『これ飲んだらいいよ』と教えてもらったり、『これを着たら体が休まるよ』とパジャマをプレゼントしてくれたり、至れり尽くせりな現場だったので、恵まれた環境のなかで役に臨めました。今でもありがたいなと思っています」
――映像とは違う「お客様が目の前にいて演技をすること」について、どう感じていらっしゃいますか?
「『ジャンヌ・ダルク』のときに、白井さんから『情熱的だけど冷静にいく』『自分を俯瞰で見ている自分が常にいるべき』と教わりました。舞台の上だけではなく、客席も込みで『空間を把握できると楽しいんだな』と分かったときに、毎日お客さんの空気が違うことにも気づいて...。クスッとなるポイントも違えば、涙するポイントも違って本当に新鮮でした。毎公演『観に来てくださる方も込みで一つひとつ作品ができ上がっていく』ことを感じていたので、いつもありがたいなと思っていました」
――初舞台を終えた段階から、「また舞台をやりたい」という気持ちにはなっていましたか?
「そうですね。
もちろん『また白井さんとご一緒できるように頑張ろう』という気持ちもあったので、今回お話をいただいて、やらない選択肢はどこにもありませんでした。あと、個人的にシアタートラムの質感がすごく好きなので、存分に浴びたいなと思っています」
――『ジャンヌ・ダルク』で得たものを今回どう活かそうと思っていますか?
「今は『稽古は味方だ』という気持ちがあります。『ジャンヌ・ダルク』の初日、階段を上がるような演出があったのですが、足が震えちゃって...。『どうしよう。初日ってこういうことなんだ』と思いました。でも、そのときに、稽古を積み重ねてきた安心感と、自分自身を信頼する気持ちがあったので、『やるしかない』と思えました。そんな想いがあったからこそ、あの初日を駆け抜けられた気がしています。
『ジャンヌ・ダルク』はキャストが100人ほどいたのに対し、今回は3人。まだ想像はつきませんが、稽古中にどれだけワンチームになれるかということを念頭に置きつつ、稽古を楽しみたいと思っています」
文・撮影=浜瀬将樹
ヘアメイク=YOSHi.T
スタイリスト=高木阿友子(※「高」は正しくは「はしご高」)
舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』公式サイト
公演情報
舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin」
日程:2026年6月8日(月) ~7月5日(日) ※兵庫、宮崎、新潟、愛知公演あり
会場:シアタートラム
作:フィリップ・リドリー
翻訳:小宮山智津子
演出:白井晃
出演:清原果耶、井之脇海、池津祥子

![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)




![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)


