前回の映像では、本作がアクションバトルになった理由や、開発にあたって野村氏が最も気を使った部分などが明かされ、大きな注目を集める形に。
今回の映像も、まずは北瀬佳範氏が口火を切って登場。リメイク版を制作する準備としてオリジナル版をプレイしたところ、「ミッドガルの中のストーリーって、自分が思っていたよりも短いんだな(と驚いた)」「直線でプレイすると、ミッドガルを出るまで7~8時間くらい」と、印象と違っていた点を語ります。
その上で、「リメイクの制作にあたって、印象深いミッドガルを、僕が抱いていたイメージ通りに広がった世界で体験してもらいたい」との想いから、『FF7 リメイク』では追加要素などを加え、ミッドガルをより深く掘り下げることに注力したと述べました。
また、今回の『FF7 リメイク』が描いている範囲について、「壱番魔晄炉の爆破(を目指す)のシーンから始まり、ミッドガルの様々な側面を描き、ミッドガルを脱出するところまでとなります」と、映像内で改めて言及します。
野島一成氏は、「クラウドの内面を、もっともっと深く描いている」「原作の時はクールで格好良い感じで描いていましたが、今回はちょっと外しているというか、格好悪い時もある」と、本作におけるクラウドの描写について明かしました。
「すぐに見栄を張っちゃったり、知らないことは“興味ないね”と言っちゃったり」「その“興味ないね”は格好良んじゃなくて、格好悪い台詞なんじゃないのって感じでやってるんです」と、切り口の一例も紹介。主人公であるクラウドの新たな一面を、本作で見ることができそうです。
「エアリス」については、幼少期の体験から「自由を大切にする人」「好奇心も旺盛で、他人にも優しい。“生きていること”を大事にしている」と野島氏は表現しました。加えて、鳥山求氏も彼女について触れ、「実は、新しい設定が盛り込まれています」「本当にわずかに出てくるだけなので、分かるか分からないかくらい」と、気になる発言を口にしました。
このほかにも、「ティファ」や「バレット」、「セフィロス」にアバランチのメンバーといった面々についても、彼らの内面や状況などを解説。