マイナビが2026年4月23日に発表した「正社員2万人に聞いたGW休暇と五月病に関する調査2026年」では、五月病を経験したことがある人の39.9%が「五月病が原因で転職を考えた経験がある」と回答しています(出典:マイナビキャリアリサーチLab)。GW直後の今、頭の片隅に「辞めたい」が浮かんでいる方は、決して少数派ではありません。
たとえばAさん(46歳、都内メーカー勤務、年収580万円)。連休最終日の夜、ベッドの中でつい転職サイトを開いてしまったといいます。子どもの教育費と住宅ローンを考えると、年収を下げるわけにはいかない。それでも「このままでいいのか」という気持ちが消えません。そんなとき、動き出す前に知っておきたいデータがあります。
マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」によれば、50代の転職後年収は平均で約4.5万円ダウン、30代は逆に約32.4万円アップです(出典:マイナビキャリアリサーチLab)。年代によって、転職という選択がもたらす結果は大きく違います。同じ五月病でも、30代の「辞める」と50代の「辞める」は、家計への影響がまるで別物なのです。
さらに同じマイナビ調査では、五月病になった人のうち実際に転職に踏み切った人は20.9%にとどまります。残り約8割は職場に残ったか、別の道を探した人たちです。「気持ちが揺れた」だけで終わるのは普通のことであり、そのまま無理に決断する必要はありません。
ここで提案したい第3の選択肢が、「辞める/我慢する」の2択ではなく、「在職のまま、月数万円の副収入の柱を1本だけ作っておく」という道です。
国の制度面でも、この方向は後押しされています。厚生労働省「モデル就業規則」は2018年の改定で副業・兼業を原則容認する書き方に変わり、パーソル総合研究所「第四回副業の実態・意識に関する定量調査」では、副業を容認する企業の比率は64.3%に達しました(出典:パーソル総合研究所)。10年前のように、副業=就業規則違反という時代は終わりを迎えつつあるのです。
副収入が月3万円あるかどうかで、職場ストレスへの感じ方は驚くほど変わります。「いつでも辞められる」と思える状態は、不思議と「もう少し続けてもいい」という前向きな判断にもつながりやすいのです。逆に「ここしかない」と感じるほど、些細な人間関係のストレスや配置転換が大きな問題に映り、五月病が長引きがちになります。
Aさんの場合、最初に始めたのは、本業の業務知識を活かして知人の小規模会社の業務を週末に4時間だけ手伝う業務委託でした。報酬は月25,000円程度。派手ではありませんが、「会社の外でも自分の経験は売れる」という実感が、五月病でぐらついていた気持ちを静かに支えてくれたといいます。半年後、同じ路線で2社目の依頼が来て、月収にして約5万円の副収入が積み上がりました。
GW明けに「辞めたい」と感じたら、まずは決断を急がず、選択肢を増やすところから始めてみてください。月数万円の副収入は、いざというときの転職への切り札にもなり、職場に残るための心の余裕にもなります。
(新井 一/起業コンサルタント)
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