映画『屍人荘の殺人』(12月13日全国東宝系ロードショー)で2年ぶりに共演した、神木隆之介(26)と中村倫也(32)。そんな2人が撮影の舞台裏を明かしてくれた。

中村演じるミステリー研究会の先輩・明智に振り回される後輩・葉村を演じた神木。映画同様、対談も中村のペースに引き込まれて……?

神木「倫くんが明智をやると聞いたとき楽しみで仕方なかったです。よく言うと何を仕掛けてくるかわからない人だし、悪く言うと何をしでかすかわからない。ミステリアスな人ですから(笑)」

中村「うふふ」

神木「現場で一緒にお芝居していると、『これが明智さんなんだな』と納得して。『この人についていけば新しい世界が見られる』と思いながら演じていました」

中村「僕は隆が葉村を演じるからこそ明智でいられたと思う。台本には書かれてない行動をしてもちゃんとリアクションを取ってくれるし。

僕の横に隆がいたあの日々は幸せでした(笑)」

神木「その言い方、照れる(笑)。倫くんって、いきなり脈略のないことを言いだすときがあるよね。急に歌いだしたり、かなり不思議な人です(笑)」

中村「いちごの星から来たの(笑)」

神木「そういうつかみどころのないところに女性はキュンキュンするんだろうなあ(笑)。僕なんか、モテたことないから」

中村「撮影の合間も男とばっかりわちゃわちゃしてるもんね(笑)」

神木「もしモテたらもう少し胸を張って渋谷とか、若者のたくさんいるところを歩きますよ!」

■お互いのここがミステリー!

神木「倫くんは撮影現場に水筒を持ってくるんです。温かいスープとかを入れて。それが意外というか謎でした。

なんでそういうところはちゃんとしているの?」

中村「ただ、自分が飲みたいってだけよ。市販のスープの粉をお湯で溶かすだけですぐにできるし」

神木「部屋もキレイでしょう?」

中村「散らかってはないけど、普通に生活感はあるんじゃないかなあ。そう言う隆の部屋は?」

神木「キレイじゃない(笑)」

中村「ちゃんとごはん食べてる? そこが隆の謎。コンビニ弁当とかばっかりなんじゃないの? 心配」

神木「そうだよ。休日は夜しか食べないときもたまにあるかな。料理はまったくしないし」

中村「俺、住んでやろうか?」

神木「うん! ごはん作って~」