NHK『第72回 紅白歌合戦』へ25回目となる出場が発表された松田聖子(59)。昨年、デビュー40周年を迎え、今年はテレビやラジオにも数多く出演。

コロナ禍で延期になった40周年記念ツアーやディナーショーの開催など、精力的に活動している。

来年3月には還暦を迎える聖子だが、華やかな音楽活動の裏で、私生活では2度の離婚など数々の荒波を乗り越えてきた。

‘80年4月に『裸足の季節』でレコードデビューすると、一役トップスターへの階段を駆け上がった聖子。『赤いスイートピー』や『SWEET MEMORIES』など様々なヒット曲を連発するなか、プライベートでは世間を騒がせた。

’85年1月には突如会見を開き、数年にわたる交際の末に結婚間近とまで言われていた郷ひろみとの破局を報告。「生まれ変わったら一緒になろうねと話し合った」と泣きながら語る一幕は大きな話題に。会見前年の10月、『夜のヒットスタジオ』(’68~’90年・フジテレビ系)に出演した際に、小坂明子さんの『あなた』を歌いながら感極まって涙を流していたことも、さまざまな臆測を呼ぶ要因となった。

■世間を騒がせた2度のスピード婚

さらに世間を驚かせたのは、会見から約1カ月後に、映画で共演した神田正輝との交際を認めたことだ。神田とはその年4月に婚約、6月に挙式。あまりの急展開ぶりに、聖子ファンのみならず多くの人が、彼女の一挙手一投足から目を離せなくなっていた。

本誌も結婚式、ハネムーンと様々な現場を目撃。“聖輝(せいき)”のビッグカップルの披露宴は、ホテルニューオータニで行われ、500人以上が招待される豪華なものに。

招待客が見守る中、2人は直径2メートル、高さ5.7メートルの巨大なウエディングケーキに入刀。その日の夜、ハワイハネムーンへと飛び立った。

ハネムーンの様子もテレビで放送され、ラブラブな2人の姿は多くの人の視線を釘付けに。帰国後に開いた記者会見でくつろいだ表情を浮かべる聖子と神田は、まさに幸せの絶頂にいるようだった。

子宝にも恵まれ順風満帆に見えた結婚生活。しかし、’97年1月、聖子は神田との離婚を公表。失意に沈んだかと思いきや、翌’98年5月には、6歳年下の歯科医師と2度目の結婚。結婚会見では「会った瞬間にビビビッときたから結婚した」とコメント。この結婚も交際期間2カ月ほどでのスピード婚だったと報じられている。

あいにく、その男性とは’00年12月に離婚。しばらくは一人の生活を謳歌していた聖子だが、’12年6月には、歯の治療で出会った同年代の男性(慶應大学医学部歯学科准教授・当時)と3度目の結婚を果たす。3人目の夫との結婚生活は、今も順調に続いているようだ。

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