接触物損事故を起こし、2023年10月11日に芸能活動自粛を発表したお笑いコンビ・お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(53)。今年2月23日から、芸能活動を再開させたものの待ち受ける道は厳しいようだ。

同日、YouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」に出演し「このたびは自分が起こした事故でお相手の方には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。「許されるのであれば、また以前のようにお笑いの仕事をしていきたい」と活動再開への想いを明かしていた。

3月10日には『川島明のねごと』(TBSラジオ)にゲスト出演した藤本。「自分の声を公共の電波に乗せてお届けするの初なんですよ、自粛明け」と語るように、自粛後初の公のメディア出演となった。ラジオ内では、謹慎中に藤本の座をほかの芸人が狙っているという話題も登場。藤本は「芸能界は椅子取りゲームですから」と理解を示していたが、元プラスマイナスの岩橋良昌が、藤本の復帰当日に「実はフジモンのポジション狙ってた」と明かしたことについては、「俺が復帰したその日に言わんでよくない?」と眉をひそめていた。

「自粛が明け、ポジションを取り戻すべく活躍の場を広げていきたい藤本さんですが、以前に比べて注目度は下がったようです。メディア復帰とあって、今回のラジオはかなり話題になるかと思ったのですが、思ったほどの反響にはなっていません。

また、多くの人が気にしているのは、信号無視と車に接触したにも関わらず、なぜ警察に連絡をしなかったのかについての説明ないこと。この説明をせずに復帰したことに対しては今も厳しい声があがっています」(WEBメディア記者)

また、YouTubeでも動画投稿を再開したがこちらの滑り出しもゆるやかだ。事故を受け、10月に原西がチャンネル更新を休止すると公表した動画は62万回ほど再生されているのに対し、藤本の活動再開を報告する動画の再生回数は48万回。当時の視聴者の全数は戻ってきていないよう。

「3月1日にアップした二人でトークをする動画は25万回ほど再生されていますが、その後の”禊”企画動画は伸び悩んでいます。最新の動画は、禊として吉本興業のトイレを素手で掃除するというもの。便器の中に腕を突っ込んでこすったり、ウォシュレットのノズルを手で磨いたりとなかなか衝撃的なのですが、こちらの再生回数は配信から1日経つも3.8万回にとどまっています」(前出・WEBメディア記者)

もともと藤本は、レギュラーで出演する番組をほとんどもたず、単発の“ガヤ芸人”としての仕事がメインだった。

「そもそもレギュラーがなかったので、復帰して“戻る”という場所はありません。今後は、また新たにガヤ芸人としてバラエティー番組などのゲストとして出演していくようになると思われますが、この枠でも若手が活躍の場を広げています。これまで通りの活躍ぶりに至るまでには時間がかるのではないでしょうか」(芸能関係者)

トップ“ガヤ芸人”に返り咲くための道は険しいようだ。