8月21日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われた「水曜日のダウンタウン 終了デマ拡散王決定戦」企画。

これは、さらば青春の光・森田哲矢(43)、ライス・関町知弘(41)、岡野陽一(42)の3人の芸人に、大人気番組である『水ダウ』が事情によって突如終了するという嘘の情報を伝え、それぞれが“ネズミ講”式に何人に拡散させたのかを追跡するというもの。

番組冒頭、プレゼンターの小籔千豊(50)は企画趣旨をこう熱弁した。

「この業界でも、デマが芸能トピックとして流れてですね、人から人へ伝わっていく段階であたかも真実かのように昨今ありましたよね。みなさんも“あれちゃうか”“これちゃうか”と浮かんではると思います。ああいう不確かな情報でも、何人か違う人から聞いたらいつの間にか本当になってしまうというのが、デマの怖いところでございますけども。そういったデマがどう広がり、どう伝わっていくのか、そんな社会実験にもなっています」

企画では、森田、関町、岡野の3人ともすぐさま知り合いの芸人にデマを言いふらし、最終的に岡野がもっともデマを拡散した芸人として、仕掛け人であるザ・マミィの酒井貴士(33)に罰金として70万円支払うことに。

そして最後に、テロップで「検証結果 この収録からOAまでの2カ月で その後かなり噂は広まったとのこと みなさんデマにはご注意を」と注意喚起を行い、この日の放送は締めくくられた。

前回14日放送回の次回予告では、音声は途切れていたが小籔の口の動きから「最終回でございます」と言っていることがSNS上で拡散し、放送されるまで番組終了を不安がる声が続出。そうした流れもあって、デマだったと判明し胸をなでおろした視聴者も多かった。

さらに番組ファンだけでなく、X上でこんな声も――。

《このタイミングで「デマの拡散」に焦点を当ててくるってことは、明らかに松本さんを意識してるよね 水ダウはずっと松本さんを応援してくれてるね》
《水ダウの松ちゃん愛は深い デマというテーマは、明らかに皮肉だな》
《なんでこの時期にコレをやったか まっちゃんの件にかけてるんやな こうやってデマは広がっていくんやでっていう証明のためかぁ》

今回の企画が、現在不在のレギュラーパネラーであるダウンタウン・松本人志(60)を応援しているのではないかと推測する声が散見されたのだ。

昨年12月末に「週刊文春」に過去の女性への性加害疑惑を報じられ、全面的に否定した上で、発行元の文藝春秋との訴訟に注力するため今年1月から芸能活動を休止している松本。今回の企画がなぜ松本を応援することとなるのか、ある芸能関係者はこう指摘する。

「松本さんは報道された報道当初から一貫して疑惑を否定し続けており、裁判では文藝春秋側に5億5千万円の損害賠償を求めるなど、徹底的に争う姿勢を見せています。

真偽については裁判が終わるまでわかりませんが、松本さんが報道によって不当に表舞台に立つ機会を奪われたと感じている熱心な支持者も少なくありません。

それゆえ、冠番組である『水ダウ』が、“デマを諌める企画を放送することで、松本さんを応援している”と受け取った人もいたのではないでしょうか」

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