4月24日、警視庁は野村由佳容疑者(36)を殺人と死体遺棄の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検した。

野村容疑者は’25年12月15日に、自身が借りていた東京都練馬区にあるマンションの一室で、交際していた会社員の中窪新太郎さん(27)を牛刀で刺殺し、遺体をクローゼットに遺棄したとみられている。

その4日後の`25年12月19日、野村容疑者は東京都西東京市の自宅で、自身の長男(16)、次男(11)、そして三男(9)を殺害した後、自ら命を絶っていた。

4カ月以上が経過した事件現場は今どうなっているのだろうか。野村容疑者が借りていたマンションに本誌記者が足を運ぶと、窓は暗幕で目張りされていた。

近隣住民が明かす。

「ああいった事件が起きた部屋は、1年くらいはそのままにして、それからお祓いやってから、次の方に移るんでしょうね。先日、管理会社の社員と思しき人が出入りしているのを見たことがあります。

でも告知義務もあるし、事件の部屋は誰も借りませんよ。管理室にするか、もしくはオフィスで会社貸しにするのか。住んでいる人にとっては、どうしようもないです。ここが駅にも近いし通勤にも便利だから借りているわけで、事件が起きたからといって引っ越すわけにはいきません」

近所に住むマンションの先代オーナーで、現オーナーの父にあたる人物に話を聞いた。

「私はもう隠居ですから、今は息子に任せていて何も言えませんよ。そもそも管理会社に任せっきりだから、ああいった事件が起きても、その後、問題なく進んでいると思いますよ。

問題があるようなことは、聞いていませんねえ」

野村容疑者本人と息子3人が亡くなった西東京市にある一軒家にも足を運んだ。近隣住民は言う。

「警察捜査していた時は、うちの玄関の防犯カメラを『見せて下さい』と言われて、警察に差しだしましたよ。何に使ったかは分かりませんが。残されたお父さんの姿を見たことはありません。

容疑者のおばあさん(祖母)とは知り合いでね。ラジオ体操のときによく出合っていたんですよ。2~3年ほど前に、『孫娘が家を買ってねえ、3人育てているんですよ』と言っていました。自慢のお孫さんだったんですよ。だからあの女性もこの辺りの出身だったんじゃないですか。そんな人だったのに、こんな事件になってしまってねえ。

そのおばあさんは、少し前に亡くなってしまいました。

事件が起きたのは、その直後くらいでしたね」

駐車スペースには野村容疑者が乗っていた赤の軽自動車が止まっており、ママチャリもそばに停められたままであった。事件当時の手つかずの状態のままに見えた――。

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