6月上旬の夕方。都内の繁華街で、高級輸入車から降りてきた男性が。

中居正広氏(53)だ。

汗がうっすらにじむほど気温が上昇したこの日、中居は頭にバケットハットをかぶりサングラス姿。表舞台から姿を消して以来、約1年5カ月が経過したものの、いまだ“スター”の面影を十分残していたーー。

’24年12月にフジテレビアナウンサーだった女性とのトラブルが報じられた中居氏。’25年1月に芸能界を引退して以降、公の場には登場していない。

「一時は自宅にひきこもっていると報じられた中居さんですが、最近は積極的に外出しているそうです。長年の恋人であるMさんと一緒に出掛けることもあるそうで、元気を取り戻しつつあるといいます」(芸能関係者)

そんななか、中居氏の“復帰”を熱望している意外な業界があるという。

「主に任侠作品を制作するオリジナルビデオ業界です。中居さんのもとにオファーが届いているといいます。これまで数々のバラエティ番組で司会を務めてきた中居さんですが、俳優としても高く評価されています。

『味いちもんめ』(テレビ朝日系)や『砂の器』『ATARU』(共にTBS系)といったドラマで主演を務め、特に『ATARU』では、サヴァン症候群の青年を好演しました」(中居氏の知人)

オリジナルビデオとは、もともとは東映が立ち上げた劇場公開を前提としないレンタル専用のビデオ映画。その後、ほかの制作会社が次々と参入し、一大ジャンルに。

任侠などの裏社会を描いたものが主流で、“帝王”小沢仁志(63)を筆頭に、竹内力(62)や哀川翔(65)といったカリスマを輩出してきた。

「動画配信サービスが台頭したことで、近年ではレンタルビデオ店は苦境に立たされ、オリジナルビデオ業界も縮小。本宮泰風さん(54)と山口祥行さん(54)がダブル主演を務める任侠シリーズ『日本統一』は大ヒットしていますが、これに続くオリジナルビデオの人気作は出てきていません」(オリジナルビデオ業界関係者)

中居はかねてオリジナルビデオに興味を示してきたという。前出の中居の知人が明かす。

「中居さんは、『日本統一』について、『よくできているんですよね』と高く評価していました。ヤクザに扮する小沢さんの劇中でのたたずまいに関しては、『ワルいな、これ』と感心しきりでした」

■“帝王・小沢”に披露したアドリブ

中居氏には“帝王・小沢”との共演歴がある。’20年11月に放送された中居の冠番組『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)に小沢がゲスト出演していた。

「番組内で、中居さんと小沢さんが即興芝居に挑戦するコーナーがありました。そこで中居さんは、アドリブを織り交ぜながら、小沢さんの舎弟役を熱演。

アドリブを得意としている小沢さんも、中居さんの即興芝居に応酬し、視聴者の笑いを誘いました」(前出・芸能関係者)

苦境にあるオリジナルビデオ業界。一縷の望みをかける“切り札”として、中居氏に白羽の矢が立ったという。

「全盛期は、主演俳優に1本1千万~2千万円のギャラが支払われていましたが、最近では100万円に届くかどうかだそうです。

ただ、多額の資産があると報じられている中居さんですので、ギャラにこだわりはないのでは。

オリジナルビデオ業界としては、中居さんのネームバリューで、もう一度注目を集めたいと考えているそうです。新しいファン層も開拓することができますからね。

中居さんのキャスティングが実現すれば、話題になるのは必至ですので、共演者にはオリジナルビデオ界のオールスターが集結することでしょう。“兄貴分”だった小沢さんとの再共演も期待されます」(前出・芸能関係者)

■オリジナルビデオでの復帰が好都合なワケ

中居氏にとっても、オリジナルビデオは復帰の場として好都合だと前出の芸能関係者は話す。

「女性トラブルが報じられた中居さんにとって、共演者を仕切ったり、自らのエピソードを赤裸々に話したりするYouTubeや配信番組はハードルが高いです。

また役者として、今の中居さんが、地上波のドラマや映画に出演するのも難しいのではないでしょうか。Netflixなどの外資系動画配信プラットフォームも、過去に薬物事件を起こした俳優が復帰した前例は多々ありますが、性加害に対しては、厳しいスタンスを取っています。

主に国内向けに制作されているオリジナルビデオでしたら、比較的ハードルは低くなるでしょう。多少時間はかかるかもしれませんが、映像の世界に戻ってくる可能性はあります」

冒頭のシーンで、車を降りた中居氏。本誌が声をかけると、意外にもテレビで見せていた人懐っこい笑顔を浮かべながら、取材に応じてくれた。

――芸能界復帰はあるのでしょうか?

「いやー、そんな話はないよ。

もう勘弁してよ(笑)」

復帰をやんわりと否定した中居だが、復帰の可能性に望みを託していることを示唆するもう一つの“動き”がーー。

「4月に中居の個人事務所『株式会社のんびりなかい』のホームページのドメインが更新されました。ドメインとは、いわばインターネット上の住所のようなもの。ホームページを閉鎖することもできたなかで、あえて更新したことで、復帰するのではと期待するファンが多くいます。中居さんとしても、可能性は残しておきたいのでは」(前出・中居の知人)

中居氏の代理人弁護士らに、オリジナルビデオでの復帰の構想があることを問いあわせたものの、回答は得られなかった。

急浮上した任侠ビデオでの俳優復帰プラン。直撃に上機嫌だった中居氏の本心とはーー。

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