ラグビー男子日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は10日、都内で会見に臨み、4月のU23日本代表豪州遠征中に審判団への不適切発言で処分を受けたことについて「今回の件については、本当に申し訳なく思っています。ラグビーというスポーツを汚してしまうような行為になってしまったことは、深く反省しております」と、謝罪した。

 ジョーンズHCは、豪州遠征での3試合で不適切な発言があったとされ、今月5日まで6週間の指導自粛、7月のイタリア戦(秩父宮)まで4試合での活動停止処分が日本協会から下された。試合中、選手に不公平なレフェリングが行われていると感じ、ハーフタイムなどグラウンドレベルで審判に対して発言したという。HCは「間違った判断でした。今後は、このラグビーという競技に対して敬意を持って尽くしていくことを誓います」とした。

 日本協会の説明によれば、ジョーンズHCの発言は人格を否定するようなものではなかったが「それが止まらなかった、ということ」としている。繰り返しの発言が問題視されたとしていたが、この日、同HCは「発言は複数回していたが、不適切なコメントは一度しかしていない」と指摘。認識のずれがあると言い「レフェリーに言って後悔しているのは、一つのコメント」と釈明した。

 当該試合後、発言した審判には謝罪したというジョーンズHC。13日から始まる宮崎合宿での指導は可能で、7月11日のアイルランド戦からは指揮官として現場復帰する。「私は心からラグビーを愛していて、にも関わらずこういうことをしてしまったのは真摯に申し訳なかったと思っています。しかしもう、自分の気持ちとしては次に進んでいます」と切り替えを強調した。

編集部おすすめ