(東京中央社)教育部(教育省)の練習船「御風」が、11日から13日まで愛媛県松山港に初めて寄港した。船上では海事を学ぶ台日の学生らによる交流イベントが初めて開かれ、200人以上が参加した。


御風は2023年に進水した練習船で、総トン数は9680トン、全長114メートル。松山港では教育部技術・職業教育司(局)の楊玉恵司長や御風を運用する高雄科技大学、台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)、愛媛県観光スポーツ文化部、同県教育委員会の関係者らの歓迎を受けた。

楊司長は、御風は海事人材育成の重要な教育プラットフォームであり、航海や機関の実習訓練だけでなく、国際海事教育協力を推進する役割も果たすと強調。交流には大島商船高専(山口県)や弓削商船高専(愛媛県)の学生や教員らを招いたとし、共同の学習と生活を通じて専門知識の交流や文化理解を深めてほしいと語った。

また四国に寄港し、現地での交流や共同学習メカニズムを結び付けたことは台湾の海事教育が国際協力や人材共同育成の新たな段階に入ったことを示すものだとし、今後の台日交流深化の基盤になると語った。

12日には大島商船高専の学生・教員約40人が台湾の学生と交流した他、船内に宿泊した。13日には弓削商船高専の学生・教員約30人が船内を見学した。

教育部は、今後より多くの国際協力拠点を開拓して各国の海事系学校と交流を図り、台湾の海事人材の国際競争力を高めたいとしている。

(戴雅真/編集:齊藤啓介)
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