人間の本来の寿命は38歳。DNA解析による脊椎動物の寿命推定(オーストラリア研究)

人間の本来の寿命は38歳。DNA解析による脊椎動物の寿命推定(オーストラリア研究)

Daniel Eskridge/iStock
 DNAを解析することで動物の寿命を推定する方法によれば、人間が天から授かった生きられる期間は本来38年程度であるらしい。

 オーストラリア連邦科学産業研究機構の分子生物者ベンジャミン・メイン氏らが『Scientific Reports』(12月12日付)に掲載した研究では、動物が年齢を重ねるにつれてDNAがどのように変化するのかに着目し、そこから寿命を推定する方法が考案された。
【種によって大きく異なる脊椎動物の寿命】

 動物は歳をとるほどに生物学的機能が衰えてゆくが、そのために生きていられる長さが制限されてしまう。これは生医学的にも生態学的にもとても重要なことなのだが、動物がいったいどれくらいの期間を生きられるのか把握するのは簡単なことではない。

 DNAは生命の設計図である。ならばここを調べれば、老化や寿命といった情報を得られると思われた。それなのに、これまで寿命の違いを説明するDNA配列はなかなか発見されてこなかった。

 しかもなぜだか脊椎動物の寿命は大きく異なる。8週間しか生きられないピグミーゴビーという小魚がいるかと思えば、400年以上生きることがあるニシオンデンザメなんてものもいる。

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【寿命を把握する意義】

 こうした野生動物の本来持つ寿命を把握することは、彼らをきちんと管理・保全するうえで必要不可欠なことだという。

 たとえば絶滅危惧種なら、寿命から種を存続させるために必要な個体数を推測することができる。漁業のような産業なら、漁獲量の制限を定めるうえで大切な情報となる。

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