◆第74回京都新聞杯・G2(5月9日、京都競馬場・芝2200メートル)=5月5日、栗東トレセン

 西の「最終兵器」が祭典への道を切り開く。第74回京都新聞杯(9日、京都)に出走するベレシート(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)は前走の共同通信杯で2着。

タイム差なしの大接戦を演じたロブチェン(3着)、リアライズシリウス(1着)は皐月賞で1、2着となり、評価がグンと高まった。「強いメンバーとあれだけ走れたことは、すごく自信にはなります」と斉藤崇調教師は語る。

 自ら手がけ、G1・4勝を挙げたクロノジェネシスの初子。昨夏のデビュー戦は鋭い末脚で突き抜けたが、その後2戦は2着と惜敗が続いた。「口向きなど気にすることはありますが、いいモノは持っています」と素質を高く評価する。

 現状の賞金では日本ダービーへの出走が非常に厳しい。勝負駆けへ調整は非常に順調。「やるたびに上向いてきています。距離はお父さんもお母さんもこなしていますし、口向きと折り合いだけだと思います」と斉藤崇師は前を向く。鞍上は先週の天皇賞・春をクロワデュノールで制し、母の背中を誰よりも知る北村友。今週も淀の舞台を熱くする。

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