◆全日本大学駅伝関東推薦校選考会(4日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)

 1万メートルのレースを各校2選手ずつ4組のレースを行い、全8選手の合計タイムの上位7校が本戦(11月1日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の出場権を獲得する。

 留学生は登録が2人以内、出場が1人以内。

今年1月の第102回箱根駅伝7位の城西大、同10位の日大の箱根駅伝シード校(10位以内)、同14位で21年ぶりにシード権を逃した東洋大などが伊勢路行きの7枚の切符を争う。

 第2組終了時点で、大東大がトップ。2位に日大が続いた。

 第1組で11位と出遅れた東洋大は3位に急浮上した。エースの松井海斗(3年)が終盤から独走。競り合う相手がいないラスト1周でも、チームスローガンの「その1秒をけずりだせ」を体現する走りで全力を尽くし、29分23秒60でゴールした。東洋大は2番手の内堀勇(3年)も8位。昨年の同選考会で最終組を走った実力者の2人がしっかりと仕事をして、通過圏内に入った。

 松井は「今年は4組目ではなく2組目。調子が100%まで戻り切らなかったためです。ほかの選手たちが最高のパフォーマンスができるように、プレッシャーにならないように、アドバンテージを持ってスタートできるようにということを目標に走りました」と冷静にレースを振り返った。

 24年までは6月下旬に行われていたが、暑熱対策のため、昨年は5月18日に開催され、今年はさらに5月4日に早まった。

暑さは大きな問題がないが、第1組は強い風が吹く中、ペースが乱高下する激しいレースとなった。

 箱根駅伝の予選会は、一斉スタートのハーフマラソンに12人が出場し、上位10人の合計タイムで競うが、全日本大学駅伝関東選考会は1人の失敗も許されない。駅伝と同様に大きなプレッシャーがかかるタフなレースだ。

 事実上の今季の「駅伝シーズン初戦」の注目度は高く、第1組が始まる1時間前に熱戦を見届けるため、駅伝ファンが約100メートルの長蛇の列をつくった。

 昨年の本大会で優勝した駒大をはじめ、中大、青学大、国学院大、早大、帝京大、創価大、順大の上位8校はシード権を持つ。関東勢は計15校が参戦する。北海道1校、東北1校、北信越1校、東海1校、関西4校、中国四国1校、九州1校で計25校が出場。日本学連選抜(東海を除く全国7地区学連からの選抜)と東海学連選抜がオープン参加する。

 第2組終了時点の順位は以下の通り。

 <1>大東大

 <2>日大

 <3>東洋大

 <4>東海大

 <5>神奈川大

 <6>専大

 <7>城西大

 19秒83差

 <8>中央学院大

 <9>日体大

<10>法大

<11>明大

<12>国士舘大

<13>山梨学院大

<14>芝浦工大

<15>立大

<16>拓大

<17>東京国際大

<18>東農大

<19>駿河台大

<20>流通経大

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