◆第38回かしわ記念・Jpn1(5月5日、船橋競馬場・ダート1600メートル、良)

 ゴールデンウィーク開催名物、春の地方ダートマイル王決定戦が13頭(JRA6、南関東7)で争われた。

 川田将雅騎手の騎乗で3番人気のウィルソンテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父キタサンブラック)が力強く伸びてゴール前でミッキーファイトをかわし、ダートG1級3勝目(重賞6勝目)をマークした。

勝ちタイムは1分38秒6。

 キタサンブラック産駒は先週の天皇賞・春のワンツー決着に続き、ダートマイルG1級でも勝利した。昨年のチャンピオンズCは鼻差の2着。前走のフェブラリーSでも、コスタノヴァに半馬身差ばなかったが、船橋でリベンジに成功。古豪健在をアピールした。

 2着には1番人気のミッキーファイト(クリストフ・ルメール騎手)、3着には6番人気のロードフォンス(横山和生騎手)が入った。

 川田将雅騎手(ウィルソンテソーロ=1着)「(今の気持ちは)久しぶりにこの馬とともにG1を取ることができて、すごくうれしいです。

 (惜しいレースが続いていた。きょうの状態は)いつも素晴らしい状態で競馬場に来てくれるのですけど、きょうはさらに疲れもなく、とてもフレッシュな状態で、具合の素晴らしさを感じる返し馬でした。

 (位置取りは前を見ながらのポジションだった。道中の感じは)スムーズにスタートを切って、その後はこの馬とともにリズムのいい形を意識して、あのポジションになりました。

 (ミッキーファイトに迫っていった)とてもいい雰囲気で道中を進んで来れましたし、直線をむく前につかまえてくれると信じながら、もう一度待って直線でしっかり動かしていきました。

 (とらえたときの思いは)本当にいつも精一杯頑張ってくれる馬なので、一生懸命に走っていながら、いつも1頭強いのが目の前にいてしまう競馬が続いていましたので、勝ち切ることができたことを、この馬の頑張りに本当に心から頭の下がる思いです。

 (昨年の船橋のJBCクラシック5着の雪辱となった)その日が一番、僕が乗せていただいたなかで、あの馬らしくない走りになった日だったので、その後、いろんなところで目いっぱい走りながらも、またこうしてG1に手が届いたことを本当に心から馬に感謝したいです

 (たくさんのお客さんが詰めかけた。メッセージを)山P待ちでしょうが、すみません。僕の話が長く。これからもウィルソンテソーロは精一杯頑張ってくれると思うので、また走るときは応援してくれたらと思います」

 表彰式には「地元・船橋を盛り上げたい」と、今年のパークオフィシャルアンバサダーに就任した山下智久がスペシャルプレゼンターとして登場。激戦を勝ち抜いた人馬を称えた。

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