外出自粛を続ける人も多く、テレワークに移行する人も多い。
こうした外出自粛やテレワーク移行により、化粧品の消費動向に変化が見られた。
日本経済新聞によると、3月末のドラッグストアの化粧品販売額は前年比20.7%減。外出自粛により女性がメイクをする機会が減り、主にメイクアップアイテムの売上が落ちているようだ。
一方で、テレワーク中はじっくりとスキンケアにかける時間がとれることから、こだわりの成分が入った基礎化粧品や、シートマスクなどのスペシャルケアアイテムを試す人も多い。
資生堂のパーソナライズされたスキンケア商品「Optune」や、大正製薬のホワイトニングに特化した「AdryS」など、異業種を含む大手メーカーから機能性化粧品が発売されているのも、その影響だろう。
化粧品成分に特化したメディア「Liruu」もリリースされており、スキンケア需要の高まりと、細分化がうかがえる。
「おこもり美容」という家でスキンケアなどの美容を楽しむトレンドも、ネット上で盛り上がっている。
新型コロナウイルスの影響は、緊急事態宣言解除後も長引くだろう。
化粧品業界はどのような変化をたどるのか、まだ目を離せない。
【参考】
※PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000356.000016451.html
※日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57687650V00C20A4NN1000/
※Liruu
https://liruu.jp/