奈良の「美しき監獄」。ミュージアムが4月20日報道公開されました。



 内覧会が開かれたのは開業を控えた「奈良監獄ミュージアム」です。

 赤レンガ造りの重厚な建物。1908年に建てられた「旧奈良監獄」は、西洋建築を取り入れた外観から「美しすぎる刑務所」とも呼ばれ、国の重要文化財に指定されています。

 老朽化のため2017年に閉鎖されましたが、ホテル事業を手がける星野リゾートが、建物の一部をミュージアムとして改修しました。

 コンセプトは「美しき監獄からの問いかけ」。まず訪れたのは刑務所での規律について学ぶことができる展示エリアです。

(MBS藤林温子アナウンサー)「壁一面すごいルールがぎっしり書いている。入浴は1週間に3回まで」

こんな展示も…

(MBS藤林温子アナウンサー)「布団のたたみ方にもルールあるんですかぴっちり端っこそろってますし、私きょう朝起きたときどうしてたっけ起き上がったまま布団直さず来たと思うんですけど」

 時間や行動が厳しく管理されていた監獄での暮らしを知ることで、「自由とは何か」を考えるのがテーマだといいます。

 他にも、奈良監獄の歴史などについて学べるエリアや、かつて医務所として使われていた空間にアーティストや受刑者の作品などを展示したスペースもあります。

 そして施設内にあるカフェではここでしか食べられるというあるものが。

 (MBS藤林温子アナウンサー)「レンガの形をしたカレーパンですね。後ろがレンガなんですけど一緒ですね。
ぎっしり中詰まってます。パンがザクザク食感ですね。カレー結構スパイス効いていて辛いですけどうわおいしい」

 ミュージアムを運営する星野リゾートは、歴史的な建築をいかしながら新たな観光体験を提供したいとしています。

 (奈良監獄ミュージアムby星野リゾート・八十田香枝館長)「歴史的建造物の中に入っていただいて、一旦心をふわっと解き放って、この自由というテーマを自分のこととして捉えて、そして考えていただくような時間にしていただくのが良いかなと思ってます」

 文化財を活用し収益を生み出すことで、保存にもつなげていく。奈良監獄ミュージアムは4月27日にオープンし、6月には、ラグジュアリーなホテルも開業予定です。

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