自動車部品大手のデンソー(愛知県刈谷市)は4月28日、半導体大手のローム(京都市右京区)に対する買収提案を取り下げると発表しました。

デンソーは、株式の約5%を保有しているロームに対し、追加の株式取得を通じた買収を提案していました。



これに対しロームは、三菱電機、および東芝デバイス&ストレージと、パワー半導体事業の統合に向けた協議を始めていました。

こうした状況の中、デンソーは28日午前、同日に行った取締役会で、ロームに対する買収提案を取り下げることを決議したと発表しました。

デンソーは「本日までに、本提案について、ロームの取締役会及び特別委員会から賛同の意見を得るには至りませんでした。当社は、こうした状況の中、本提案を進めることの意義や当社の中長期的な企業価値への影響、両社の最適な関係の在り方などについて総合的に検討した結果、本提案を継続することが当社の企業価値向上に必ずしも資するものではないとの判断に至り、本提案を取下げることといたしました」としています。

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