元競走馬と触れ合うことができる新スポット
長い人は12連休にもなる今年のゴールデンウィーク。今回は、観光の新スポットとして注目されている、去年4月にグランドオープンした引退競走馬たちと触れ合える観光牧場を取材しました。
実は、競馬を引退した後に“生きて”「第二の馬生」を過ごすことができる馬はそう多くないといいます。
四季を彩る「メタセコイア並木」に新しい楽しみ方
4月半ばの滋賀県高島市。まだ新緑前ですが「メタセコイア並木」は大勢の観光客で賑わっていました。緑に覆われる夏。紅葉が美しい秋。そして白銀の中で凛と立つ冬。四季折々、様々な顔を見せ、人々を惹きつけます。
そんなメタセコイア並木に新たな「楽しみ方」が生まれました。西部劇から出てきたような幌馬車(ほろばしゃ)です。
メタセコイア並木の遊歩道を往復する約25分のコース。いつもとは違う目線でゆったりと景色を楽しむことができます。
並木に“映える”フォトジェニックな幌馬車は乗るだけでなく、見ている人からも大人気です。
餌やり体験など馬と触れ合えるアクティビティも!
この馬車に乗れる場所は並木のすぐ近く。屋根が芝生で覆われ周りの自然に溶けこんだ不思議な建物です。入り口のトンネルをくぐると…
まっ白な可愛いポニーがお出迎え!ここは誰でも気軽に馬と触れあえる観光牧場、「メタセコイアと馬の森」です。
去年4月にグランドオープン、入場は無料。先ほど紹介した「並木馬車」のほか、餌やり体験など馬を身近に感じるアクティビティが有料で楽しめます。馬を見ながらゆっくり過ごすことができるカフェスペースもあり、馬にちなんだボリュームたっぷりのメニューも!
大人気の「厩舎見学」元競走馬との触れ合い
そんな中、一番人気なのが「厩舎見学」です(1500円 ※エサ代は別途300円)。
この牧場で飼育されているのは13頭。厩舎内やすぐ横にある放牧場で、閉園時間まで馬たちを自由に見学したり触れ合ったりできます。特に人気を集めているのが…
(瀧澤咲良さん)
「この馬はフルーキーという名前の元競走馬で、菊花賞というのを走ってて」
(瀧澤咲良さん)
「あの子は、ゴールドフラッグという名前の元競走馬で、お兄ちゃんがゴールドシップというG1馬ですごく有名で、その弟です」
そう、ここは、競馬を引退した馬たちが過ごす牧場でもあるんです。
“生きて”「第二の馬生」を過ごせる馬は少数という現実
ただ、こうして「第二の馬生」を“生きて”過ごせる馬がそう多くないことは、あまり知られていません。
(「メタセコイアと馬の森」運営TCCJapan 山本高之代表取締役)
「最終的には屠畜(とちく)場で処分されている馬ももちろんたくさんいますし、圧倒的にそっちのほうがまだまだ多いですね」
そんな引退競走馬たちを「観光」で救いたい。施設の一日に密着しました。
「愛情込めて育てていけばみんなと長く過ごせる動物」
朝早くからオープンに向けてスタッフが馬たちにエサをやり、厩舎をきれいに清掃していきます。
厩舎横の放牧場で、運動と歩行訓練を兼ねた「曳き馬(ひきうま)」を行います。スタッフの瀧澤咲良さん(22)は、幼いころから乗馬クラブに通うほど馬が大好き。去年のオープンと同時にここに就職しました。
(瀧澤咲良さん)
「競走馬だと本当に3歳でデビューして、6~7歳で引退しちゃうんですけど、乗馬だと、それこそ20歳を超えて乗せている馬もいますし。愛情込めて丁寧に育てていけば、みんなと長く過ごせる動物ではあると思っているので」
馬に乗りメタセコイヤ並木を歩くコースが人気
午前10時、牧場がオープン。さっそく厩舎見学にやってきたお客さんに瀧澤さんらスタッフは馬との触れあい方を伝えていきます。3回目の来場だという親子に話を聞きました。
(来場3回目の親子)
「競馬が好きで、走っている姿が好きなんだよね?」
「うん!」
―――ここに1日いる?
「いる!できたら…」
放牧された馬の様子をゆっくり眺める人も。
(初めて来場)
「癒しになりますね。優しい目をしているので」
こちらでは乗馬体験もできます。スタッフがひく馬に乗りメタセコイヤ並木を歩く約15分の「並木コース」が人気です。
【馬さんぽ】
栗畑コース(5分):1500円(小学生以下1200円)
並木コース(15分):4000円
(石川から)
「のんびり草木とかを見ながら行けたのがよかったですね、すごい」
年間5000頭が新規登録される裏で5000頭が登録抹消
大勢の人を笑顔にする力をもった引退競走馬。運営する山本高之さんはそんな馬たちのセカンドキャリアを支援したいとこの牧場をつくりました。
(「メタセコイアと馬の森」運営TCCJapan 山本高之代表取締役)
「JRA(日本中央競馬会)だけで、年間ざっくりですけど、新しく5000頭が新規で登録されて、5000頭が登録抹消されているというのが現状ですね」
「競走馬として走れなくなって引退したら、『もう知りません』というのは、どうなのかというのが(活動の)きっかけでもあります」
「馬に近い」環境にいたからこそ知った事実
山本さんは、日本中央競馬会=JRAのトレーニングセンターがある滋賀県栗東市で生まれ育ち、義理の兄が元騎手の福永祐一調教師という「馬に近い」環境にいました。そんな中、維持費が高いことなどから引退後に処分され長く生きられない馬もいることを知りました。
(「メタセコイアと馬の森」運営TCCJapan 山本高之代表取締役)
「当然いろんな競馬に関わる人たちに感動や熱狂を与えてくれる動物ですし、この景観の中に馬を取り入れたら、いろんな付加価値が生み出せるんじゃないか。
けがで人を乗せることができない馬も…人懐っこい性格で多くの人を惹きつける
牧場には、こんな馬もいます。
(瀧澤咲良さん)
「この子は『ナリタミニスター』という名前の馬で、片目は前にいた施設で放牧している時に走り回ったりしてぶつけて手術している」
地方競馬で活躍、重賞でも勝ったことがあるナリタミニスター。ただ、脚をケガしたほか、放牧中の事故で左目を失い、現在は乗馬でも人を乗せることはできません。それでも、やんちゃで人懐っこい性格に惹かれ、多くの人がエサをやりたがるといいます。
「少しずつでも幸せに過ごせる引退競走馬を増やしていきたい」
第二の馬生でも人々を魅了し続ける引退競走馬たち。
(瀧澤咲良さん)
「まだこの子たちは生きられるし、いろんな可能性があるので。そこをもっと救って、いろんな人にアピールしていきたい」
「観光」と結びつけて資金を得ることで、馬たちが暮らせる環境をつくっていく。少しずつでも幸せに過ごせる引退競走馬を増やしていきたいといいます。
(「メタセコイアと馬の森」運営TCCJapan 山本高之代表取締役)
「全頭なんてとても(救うことは)できないんですけど。それでも一頭一頭やっていくことで、少なくともその馬の未来は絶対変わる。草の根活動なんですけども、そういったところが活動理由」
このゴールデンウィーク、一度、愛らしい馬たちに会いに行ってみませんか。
(2026年4月28日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

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