◆くるま、漫才で培った感覚で次は映像表現へ
コメディアンとして活躍してきたくるまが、次は映像表現へ挑む。
幕間映像の企画から始まった本作品だったが、くるまの、「せっかく作るなら、その場限りの映像ではなく、映画祭を目指せるような本気の面白い映像を作ってみたい」という思いから、映画チームが編成され、本作の制作へと発展していった。プロデューサーは、同年代で映画やドラマプロデューサーとして活躍する雨無麻友子氏が務めた。
撮影は全編ドライブレコーダー視点の定点カメラ。車内という密室で交わされる会話を、ただ一方向から記録し続ける。漫才で培われた会話の強度と、ドライブレコーダーという無機質な視点。その掛け合わせによって生まれたのは、笑っていいのか判断を迫られるブラックコメディだ。
◆オダギリジョー・高良健吾・森川葵ら、豪華キャスト集結
本作では、くるまが信頼を寄せるお笑いコンビ・サルゴリラの児玉智洋が主演を務め、週刊誌の記者であり、一児の父という役を演じた。さらに、俳優として、また監督としても映画制作を手がけるオダギリジョーが、くるまからの直々のビデオレターによるオファーを受け、本作に参加。売れっ子女性俳優のマネージャー役として、担当女性俳優のスクープを阻止しようと奔走する。
芸能人カップル役には、高良健吾と森川葵。
さらに、相方・松井ケムリも出演。映画撮影であることを知らされないまま、訳も分からぬ状況で軽トラックの運転手役を演じるという形で参加している。そして、声の出演として神保悟志も参加。オダギリとの掛け合いを通して、物語に確かな厚みを加えている。
どこにでもいそうで、どこかに違和感を孕んだ人間たち。そのキャラクターを会話の中で立ち上げていく演出は、漫才で培われてきた感覚を持つくるまだからこそ実現したものだ。新たな挑戦を後押しするように集結した実力派キャスト陣と、くるまの化学反応によって生まれた作品となっている。
◆予告映像&ビジュアル解禁
予告映像とビジュアルも公開された。車内から遠くを見つめる児玉の姿を捉えたビジュアルには、オダギリジョー、高良、森川、前田ら実力派キャストたちの姿も映し出されている。
◆一般先行上映&監督とキャスト登壇イベント決定
なお、本作は、アジアの国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2026』にて特別先行上映されることが決定した。5月25日に行われるオープニングセレモニーには、くるま、児玉、森川、前田、高橋、遠藤が登場。レッドカーペットには相方・松井も登場する。そして6月8日には、一般観客に向けた先行上映に加え、くるま監督とキャスト陣による登壇イベントも実施される。(modelpress編集部)
◆STORY
“一部始終を見ていたのはドライブレコーダーだけだった——”高速道路を走る、6台の車。車内では、言い訳や見栄、探り合い、仕事の焦り、誰かの追跡、動画再生数のための無謀な挑戦、そしてどうでもいい会話が続いている。それらの時間を記録していたのは、車内のドライブレコーダーだけだった。
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