子供の頃、夢中になって聞いていたアニメソング(アニソン)。大人になった今でも人気の高い楽曲といえば?『美少女戦士セーラームーン』や『幽☆遊☆白書』など、定番の7曲をご紹介します♪
子供のころに聞いたアニメのOPやED曲。いわゆる"アニメソング(アニソン)"って、大人になってからもずっと覚えていますよね。
そこで今回はnuman世代に人気の、懐かしアニソンをご紹介!
知っている方は懐かしい気持ちに、知らない方でも一度は聞いた事ある曲ばかりです♪
美少女戦士セーラームーン「乙女のポリシー」
今もなお、我々の心を掴んで離さない『美少女戦士セーラームーン』。その主題歌と言えばもちろん「ムーンライト伝説」(歌:DALI/1992年発売)。
1992年3月に発売された楽曲ですが、あの特徴的なイントロを聞くだけで気分が上がる人は多いと思います。
そんなセーラームーンのもう1つの代表曲と言えば、『美少女戦士セーラームーンR』のEDテーマ曲だった「乙女のポリシー」(歌:石田よう子/1993年発売)。
美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE
via 「美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE」実はこの曲、歌詞がめちゃくちゃいいと性別問わず大評判なんです。中でもサビの歌詞"コワイものなんかないよね""だからピッと凛々しく"に心を動かされる人が多く、「うさぎちゃんみたいに頑張ろうと思った」「元気になった」「励まされた」との声が多数あります。
配信もされている(「美少女戦士セーラームーン THE 25TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE」に収録)様なので、最近元気ないな…と思っている方は是非♪
幽☆遊☆白書「微笑みの爆弾」
近年では舞台化もされ、話題になった『幽☆遊☆白書』。その主題歌である「微笑みの爆弾」(歌:馬渡松子/1992年)はサビの終わり部分の「ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!」が耳に残る1曲。
子供にはと少し解釈が難しい歌詞が、"大人になってから聞くと染みる"という声も。

決定盤「幽☆遊☆白書」アニメ主題歌&キャラソン大全集
via 決定盤「幽☆遊☆白書」アニメ主題歌&キャラソン大全集特に評判なのが"どっちだろう 泣きたくなる場所は"" 2つマルをつけて ちょっぴりオトナさ"というフレーズ。改めて歌詞を振り返ってみた人からは「当時は"都会が寂しい"って意味がピンとこなかったけど、上京した今はわかる」「まさに、歌詞が理解できるようになって、ちょっぴり大人になったんだな…と実感した」などの声があがっていました。
他にも沁みるポイントは人ぞれぞれ。一度真剣に歌詞を読み込んで見るのと発見があるかもしれません。
忍たま乱太郎「勇気100%」
NHKの夕方アニメと言えばこのアニメ!と言っても過言ではないほどの人気アニメ『忍たま乱太郎』。舞台版も絶大な人気を誇っていますね。
その主題歌と言えば「勇気100%」(歌:光GENJIなど/1993年)。
1993年5月に発売されて以来、25年もの間愛され続けています。

忍たま乱太郎 20th アニバーサリーアルバム オープニング&エンディング集
via 忍たま乱太郎 20th アニバーサリーアルバム オープニング&エンディング集"そうさ100%勇気""ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね"の歌詞に、「子供の頃は楽しい曲っていう印象だったけど、今聞くと感動する」と、その深さに気付く人が多いようです。「勇気100%」は、光GENJI、Hey! Say! JUMPなど代々ジャニーズグループが引き継いで歌っている楽曲。
その為、「勇気100%」を誰が歌っていたかが世代間で分かれるという珍しい現象が発生。
自分が聞いた事がある「勇気100%」を一体誰が歌っていたか調べてみても面白いかもしれません。
魔法騎士レイアース「ゆずれない願い」
数あるCLAMP作品の中でも人気が高い『魔法騎士レイアース』。その主題歌といえば名曲としても名高い「ゆずれない願い」(歌:田村直美/1994年)。
累計売り上げは100万枚を超え、発売翌年の1995年には歌唱を担当した田村直美さんがNHK紅白歌合戦にも出演しました!

「魔法騎士レイアース」オリジナル・サウンドトラック3
via 「魔法騎士レイアース」オリジナル・サウンドトラック3いわゆる"勧善懲悪もの"ではなく、ゴールデンタイムで流すアニメとしては衝撃的な展開を迎える『レイアース』。"ゆずれない願い"を持ち、信じる道を進むキャラクターたちの世界観を、田村直美さんの力強い歌声が見事に表現していました。
前向きな歌詞はアニメファンだけではなく一般層にも刺さり、様々な辛いシーンで人々を勇気づけました。
また、歌詞をよく読むと……メインキャラクターである「海・風・光」という言葉がしっかり入っているのもポイント!
デジモンアドベンチャー「Butter-Fly」
「たまごっち」、「デジタルモンスター(デジモン)」といえば平成を代表する携帯育成ゲーム機でした。そんな『デジモン』のアニメ、デジモンアドベンチャーの主題歌「Butter-Fly」(歌:和田光司/1999年)。
1999年4月に発売された楽曲ですが、リアルタイム世代同士でカラオケに行くと、誰かしらが歌っているほど人気の高い楽曲です。
デジモンアドベンチャーを制作した東映アニメーションは、日本のアニメを数多く海外に輸出しており、デジモンアドベンチャーもその1つ。

Butter-Fly~tri.Version~
via Butter-Fly~tri.Version~58の国と地域で放映されていたのですが、韓国やインドネシア、ドイツやスペインなどでは『Butter-Fly』がそのまま使用されており、歌詞は放映された国と地域の言語に翻訳されていました。日本以外にも「デジモンの主題歌と言えば『Butter-Fly』だよね!」という認識でファンに歌われている一曲。
また、日本国内でも入野自由さんや影山ヒロノブさん&May'nさん、香港で活躍するイーキン・チェンさんなど数々のアーティストがカバーしています。世界でも愛されている非常にスケールの大きな1曲です!
サクラ大戦TV「ゲキテイ(檄! 帝国華撃団)」
男女ともに人気が高く、平成アニソンを語る際に必ずランクインしてくるアニメ『サクラ大戦』TVの主題歌『ゲキテイ(檄! 帝国華撃団)』(歌:真宮寺さくら(横山智佐)&帝国歌劇団/2000年)。この曲自体は2000年4月に発売されていますが、ゲーム第1作目「サクラ大戦」の主題歌「檄!帝国華撃団」(1996年12月に発売)としてすでに使用されており、間奏のアレンジ部分などが異なるよう。
サビの"帝国歌劇団~♪"が耳に残るこの楽曲、作品を知らない人でもどこかで聞いたことがあるのでは?

ゲキテイ(檄!帝国華撃団)
ゲキテイ(檄!帝国華撃団)舞台女優である真宮寺さくら達が悠々と歌い上げる楽曲。壮大なインロトダクションと合間に入るセリフ、乙女たちが戦いに赴く歌詞……そのかっこよさの虜になってしまった人が多数。また、アレンジを加えられることもありますが、ベースとしてはシリーズを通しての主題歌として使用されていることもあり、あらゆる世代にサクラ大戦の曲として認識されている事も人気の1つと言えるかもしれません。
地獄先生ぬ~べ~「バリバリ最強No.1」
『地獄先生ぬ~べ~』は、ジャンルとしては学園コメディーアクションになるそうですが、ホラーの印象が強く、トラウマ認定される話もチラホラ。そんな『地獄先生ぬ~べ~』の主題歌は1996年に発売された「バリバリ最強No.1」(歌:FEEL SO BAD)。
サビのメロディが印象的な楽曲です。

地獄先生ぬ~べ~ オリジナル・サウンドトラック
via 地獄先生ぬ~べ~ オリジナル・サウンドトラックそんな特徴的なサビですが、実はベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」をモチーフにしているんだとか。通称「第九」という曲で年末などによくテレビで流れているあの曲です。
一方、「バリバリ最強No.1」自体はジャパニーズ・メタルというジャンルに分類されており、クラシック音楽との奇跡のコラボレーションがあの耳に残るサビを生み出したのかも?
新世紀エヴァンゲリオン「残酷な天使のテーゼ」
『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌にして、アニソンの中でもド定番中のド定番!「残酷な天使のテーゼ」(歌:高橋洋子)は1995年10月に発売されたものですが、カラオケランキングでは常に上位をキープするなど、今もなおその人気は衰えません。

ゆっくりと始まる冒頭から、徐々にスピードを増していき、サビを歌い上げたときの爽快感がたまらない、という意見がありました。
"歌ってスッキリしたい"というカラオケのニーズにピッタリ合っていたことが、アニメファン以外にも認知された理由かもしれません。
また、人気アーティストがカバーする事も多く、過去には八代亜紀さんや、中川翔子さん。
他にもカバーしている方はたくさんいらっしゃるようなので、探してみても面白いかもしれません。
まとめ
この他にも、シティーハンター「GET WILD」やスラムダンク「君が好きだと叫びたい」など、誰もが1度は聞いた事がある様なアニソンはまだまだたくさんあります。元気をもらえる様な曲もたくさんありますので、気分が落ち込みがちな今日この頃、聞いてみてはいかがでしょうか。
(執筆:Sachi.)