◇プロボクシング▽WBOアジアパシフィック・スーパーライト級(63・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 〇王者・李健太(判 定)同級1位・富岡樹●(6日、後楽園ホール)

 チャンピオンの李健太(30)=帝拳=が初防衛に成功した。同級1位・富岡樹(29)=角海老宝石=を相手に終始主導権を握り、3―0の判定でベルトを守った。

「常に試合の流れを渡さないという第一条件はクリアできた。だが、その後が…」と本人は不満を口にしたが、左ストレートを何度も富岡の顔面にヒットするなど、危なげなく王座を守った。

 「試合中に『こうしたらよかったたんだろうな』と思ながらやっていた」と、本音はKOを狙いたかった。しかしだ。「むりに攻めていって雑になって、逆にポイントを取られるのが嫌だった」と大和トレーナーは振り返り、本人の意志とは逆にコーナーからブレーキをかけていたという。「このクラス(スーパーライト級)は1敗したらもう終わり。とにかく勝ちに徹した」と同トレーナーは勝利優先を強調した。

 4月に黄世奈(ファン・セナ)夫人との間に待望の第一子となる男児が誕生した。「守るものが増えたことで責任感もより強くなった。上を目指すためにも、もっと練習しないと。次は乞うご期待で」と、V2戦での大暴れを予告した。

 戦績は李が12勝(2KO)1分け、富岡は14勝(5KO)7敗2分け。

編集部おすすめ