◆テニス ▽全仏オープン第14日(6日、フランス・パリ)

 車いすテニス男子シングルス決勝で、世界王者の小田凱人(東海理化)が、全仏男子では国枝慎吾に次ぐ史上2人目の4連覇を達成した。2024年パリ・パラリンピック決勝の再現で、同2位のアルフィー・ヒューエット(英国)に6-3、6-3のストレート勝ち。

自身の名前が「凱旋門」から取られたこともあり、優勝スピーチでは「ここはホームのように感じている。10、20(連覇)をしようと思っている」と、前代未聞の目標をぶち上げた。

 小田は武器の強烈なサーブとショットで、ヒューエットに打ち勝った。過去27回対戦の最大のライバル同士。パリ・パラでも決勝で戦った。今季は小田から3勝2敗と競っていたが、重要な4大大会の決勝では、小田の集中力が上回った。「毎試合毎試合、2人で試合をする度にレベルが上がっている」

 第1セット、3オールから3ゲームを連取して6-3で先取。第2セットは、相手に滑り出しから3ゲームを連取された。しかし、そこから一気にギアを上げ、6ゲームを連取し、マッチポイントが決まると、今大会最大のガッツポーズで喜びの雄たけびを上げた。

 過去、全仏で4連覇以上は、女子のエステル・フェルヘール(オランダ)が2007年から12年まで6連覇したのが最多で、同じく女子の21年東京パラリンピック金メダルのディーデ・デフロート(オランダ)が4連覇で続く。男子では、国枝慎吾が07年から10年まで4連覇したのが最多だ。

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