【那覇】第5回「沖縄珈琲(コーヒー)フォーラム」が4月19日、那覇市久茂地のリウボウフードホールで開かれた。コーヒーの品質評価やブランドづくりの第一人者である堀口珈琲研究所代表の堀口俊英さんの講演の他、テイスティングや焙煎(ばいせん)などの技術を学ぶワークショップを実施。
県内の生産農家や愛好家ら約80人がコーヒーの知識を深め、県産コーヒーの可能性を探った。

 「沖縄を世界に誇れるコーヒーアイランドにする会」が主催した。
 堀口さんは「新しい官能評価方法による沖縄コーヒーの未来」と題し講演。自身が確立した物理、官能、科学の三つの手法による品質評価を紹介し、個人の好みによらない客観的な評価の必要性を強調した。
 沖縄の高温多湿の気候や標高の低さはコーヒー豆を栽培するには不利な環境とした一方、堀口さんによる品質評価の結果、沖縄産コーヒーは味に関わる有機酸や脂質などの成分が「豊かになる可能性がある」と指摘。乾燥や肥料の与え方などをきちんと管理することで「いいコーヒーになるポテンシャルはありそう」と話した。
 県内の生産農家の品質評価会もあり、堀口さんが順位を発表。1位は振慶名珈琲園、2位は沖縄ナシロコーヒー園、3位は平安農園で、いずれも名護市の農家が受賞した。(社会部・又吉嘉例)
コーヒー豆栽培に不利な沖縄 それでも秘めたポテンシャル 堀口...の画像はこちら >>
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