セイコーゴールデングランプリ陸上(17日、東京・MUFG国立)の前日記者会見が16日に同会場で行われた。

 女子やり投げで2024年パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)は、今季から男子やり投げ世界記録保持者のヤン・ゼレスニー氏を新コーチに迎え、南アフリカを拠点に練習中。

今大会が今季初戦となるが「まだ新しい体制を初めて2、3か月くらい。どのような試合になるかわからない。でもこうして、すばらしい選手が東京世界陸上の後にまた東京に戻ってきてくれることはうれしい。しっかり戦えればと思っています」と力強く意気込んだ。

 新しく師事するゼレスニー氏は1992年バルセロナ、96年アトランタ、00年シドニーで五輪3連覇を達成。96年にマークした世界記録の98メートル48は現在でも破られていない。レジェンドからの指導は新鮮なことばかりで「五輪3回金メダル取っている選手ですし、彼の昔話もすごくおもしろい。いろいろなことを吸収したい」と瞳を輝かせる。

 瞬発的な練習が増え、今までとは違った疲労もあるという。新体制になってから、自身が投てきする動画をSNSに載せていないのは「理由があります。わかりやすく変わっている部分がたくさんあると思う。間違い探し的に楽しんでほしい」と北口。

「どういう結果になるかわからないですが、でも自分が信じないと誰も信じてくれないと思う。これが初めての試合になると思うので、今まで取り組んできた変化を信じて投げてみたいと思います」と言葉に力を込めた。

 23年ブダペスト世界陸上、24年パリ五輪を制し、金メダル最有力として挑んだ昨年の東京世界陸上は右肘の痛みなどが影響しまさかの予選敗退。同じ国立競技場での再戦となるが「同じ国立に帰ってこられたことはすごくうれしいですし、またやり投げの北口榛花が帰ってきたと、そういうパフォーマンスができるように頑張ります」と笑顔で意気込んだ。

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