元日向坂46で俳優の齊藤京子とお笑い芸人のヒコロヒーがMCを務めるテレビ朝日系バラエティー番組『キョコロヒー』の第5弾イベント『齊藤京子×ヒコロヒーが東京ドリームパークで腹くくって最後に○○するライブ』が4日、東京ドリームパーク・SGCホール有明で開催された。

 全国ネットではなくなり、ほぼ3週に1回のゆったり放送となったキョコロヒーには大舞台となったこのイベント。
“SGCホールでの番組イベントは初”という大役を任され緊張した面持ちでステージに登場するも、「即完した」という約3700人の観客を前に「すごい!」「圧巻やな」「これ即完したの?」「(私たち)売れてるな…」と驚く2人。

 最初こそ挙動不審だったキョコロヒーだが、いつものセットに座りオープニングトークをし始めると、徐々に普段のペースを取り戻していき、ゆるいトークで会場をあたためる。

 最初の企画には元日向坂46のメンバーで、齊藤と同期の佐々木久美&佐々木美玲が登場。過去に番組にも出演経験があり、因縁のあるW佐々木と3つのゲームで対決することに。「『ボクらの時代』風 NGワードポーカー」、「ドリンク ロシアンルーレット」というクセの強い独特なゲームのほか、最後の「箱の中身は何だろな」では、齊藤の進化したリアクション&まさかの結末に大盛り上がりとなった。

 その後も錦鯉・渡辺隆、トム・ブラウン(みちお、布川ひろき)、峯岸みなみ、ネコニスズ・舘野忠臣ら番組ではおなじみのメンバーがゲストで登場。みちおが完全プロデュースした演劇「キョコロヒー マルチバース チェンジ・ザ・ワールド」では、みちおらしいカオスな設定と脚本、そしてゲストの振り切った演技で会場の爆笑をさらっていた。

 そしてイベントでは恒例になっている「キョコロ歌謡祭」企画では、アーティストの奇妙礼太郎が再び参戦。齊藤×奇妙で松田聖子の「SWEET MEMORIES」、ヒコロヒー×奇妙で中島みゆきの「ファイト!」を熱唱。さらに齊藤が歌、ヒコロヒーがギター演奏を務めたウルフルズ「バンザイ~好きでよかった~」を披露すると、先ほどまでの空気を一変させるほどのエモさが会場に広がり、惜しみない拍手が贈られた。

 そして最後には特大サプライズが待っていた。キョコロヒーの2人も知らないVTRが流れ始めると、なんと泉ピン子の姿が。
2021年に一度、VTRで番組へコメントを贈ってくれたピン子だが、「あれから5年だもんねぇ…本当によくもってる」と、2人の活躍を見てきたという。

 それから、齊藤へは「あなた、いまチャンスよ。一生懸命やって、芝居を好きになりなさいね。うまくなりたかったらなるべく本を読んで、人の芝居を見て、古い映画を見なさい」とエール。

 ヒコロヒーへは演技について「あなたは本当にうまい。ドラマはやっていったほうがいいと思う」と褒めたほか、普段の振る舞いについて「出過ぎないよね、これが程よいんだと思う。私は好きですね。だから長続きすると思います」と絶賛した。

 そしてピン子から、最後に2人へ「あなたたち、きょうはめいいっぱいお客さんに感謝を伝えなさいよ」と指令が。そんなメッセージを受け、言葉を詰まらせながら話し始めた齊藤は「私は、キョコロヒーのおかげで自信を持つことができました。その自信があったからこそ、(日向坂46の)卒業だって決意できました。本当に感謝でしかないですし、どんなに深い時間になっちゃったとしても絶対に守り続けたい番組だなって思います」と正直な気持ちを吐露し、涙があふれる。
「いつも本当に楽しく見てくださって、イベントにも来てくださってありがとうございます。6年目もよろしくお願いします」と伝えた。

 ヒコロヒーは「私にとっても京子にとってもすごく大事な現場で。個人としては自信を持って、誇りを持ってやっているけれど、この年月の中では(番組に対して)色々言われることもあって、その時は自分の力が足りていないんだと。でも守っていきたいんだと言ったときに、京子はいつもわしらよりもずっと強くたくましくいてくれて助かってきました」と語った。

 さらに、最近の枠移動に不安があったことも吐露しつつ、きょうのイベントが満席だったことに安心したと明かしたヒコロヒー。「たくさんの方の力を貸していただきながらここに来られました。これは当然のことではないと思っています。いつも見守ってくださってありがとうございます」と感謝を伝えた。

 番組スタート時は“ダンス”をテーマにした深夜2時半からの番組だったところから、2人のトークが人気となり紆余曲折を経て今や6年目。公演後には、タイトルの「○○」は「感謝」であることが明かされたが、普段は言えない2人の素直な気持ちがファンやスタッフへ伝わったイベントとなった。
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