日本テレビ「笑点」アシスタントを務める林家しん平門下の二ツ目の落語家、林家あんこ(40)が「落語とトークで綴る女性芸術家の世界」と題したイベントに参加、来春の真打昇進決定で参加者から祝福の花束を渡されるサプライズに「末永く応援してもらえる噺(はなし)家に」と抱負を語った。父は二代・林家時蔵、2世の女性落語家の真打昇進は初めてで、所属する落語協会から今月1日に発表された。
出身地の東京・墨田区で行われたイベントとあって、地元で活動する落語家の真打昇進のニュースに拍手が沸き起こった。「落語家には階級制度があって、下から見習い、前座、二ツ目、真打、ご臨終。この段階を経ないと名人になれない宿命」と話して笑いを取った林家あんこ。2027年3月21日から披露興行が始まり、一緒に昇進するのが、春風亭一朝門下の春風一刀(38)と林家正蔵門下の林家たま平(31)。「今回真打昇進が決まったのは3人。45日間の披露興行が全日超満席になって欲しいですが、ここにいる皆さまは私がトリを務める予定の15日間を優先でお願いします。みなさま、お待ちしております!」と呼び掛けて笑いを誘った。
この日のイベントでは、関西を中心に活躍するタレントの井川茉代がMCを務め、女性画家に関するトークに加え、俳優の河原舞による「女性彫刻家カミーユ・クローデルの生涯」の朗読。さらには林家あんこが創作落語「北斎の娘」を披露した。21年9月から2年間「第21代すみだ親善大使」を務めたことから、地元ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎の三女・応為(おうい)を題材にした落語「北斎の娘」の創作を手掛け始め、自主公演「『北斎の娘』を聴く会」は毎回、満員札止めになるほどで、今回の会場「本所地域プラザビッグシップ」もほぼ満員。落語と朗読を組み合わせたイベントとあって、この日は落語会では異例の円卓テーブルに座るお茶会形式での口演となった。
アフタートークでは女性落語家の人数について「落語家が全国で約900人いるなかで女性は100人に満たないくらい」とあんこ。

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