体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表2次選考、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考を兼ねたNHK杯(14~17日、東京体育館)に向けた会見が5月13日、大会会場で行われ、4月の全日本個人総合選手権で5位だった昨年の世界選手権種目別の床運動で金メダルを獲得した杉原愛子(TRyAS)が、「跳馬では半分増やして2回ひねりを5年ぶりに復活させます。4種目の中でも跳馬には特にこだわってやってきました」と決意を話した。

 跳馬のユルチェンコ2回ひねりは、東京五輪予選以来、封印してきたが、全日本は3月末に腰痛を発症した影響もあり、演技に精彩を欠き、得点を伸ばせなかった。代表入りを目指し、導入を決めた。「今冬も練習してきて全日本でも使えるようには練習してきていたけど腰とか足首のけががあって使えなかったので、NHK杯では復活させるぞと楽しんでやりたい。東京五輪予選以来なので怖さはあるんですけど、その時より技術を変えてやっているので怖さはだいぶ減っているので、自信をもってやるだけです」と気持ちをたかめた。

 レジェンドの金言を力にする。ゴールデンウィーク中にNTCで練習を行った際、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪の個人総合を連覇するなど活躍した内村航平氏に直接指導を受けた。「出る角度などアドバイスをもらいました」と感謝する。さらに、16年リオ五輪団体金メダルの白井健三氏からもアドバイスを受け強化してきた。

 今大会の女子は、全日本の得点の半分を持ち越して行われるため、3・67だったトップ西山実沙(なんばク)との差はわずかになる。昨年10年ぶりに制したゲンのいい大会で再び勢いをつけてみせる。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。

得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は9月の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出されることになっている。

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