お笑いコンビ・千鳥の大悟、俳優の綾瀬はるかが29日、都内で行われた映画『箱の中の羊』初日舞台あいさつに登場した。カンヌ国際映画祭に相方・ノブが出没したことを明かした。


 本作は、“少し先の未来”を舞台に、子どもを亡くした夫婦と、息子の姿をしたヒューマノイドとの生活を描くヒューマンドラマ。綾瀬が建築家の妻・音々、大悟が工務店の二代目社長である夫・健介を演じ、W主演を務める。是枝裕和監督による、日本映画では『万引き家族』(2018年)以来8年ぶりのオリジナル脚本作品。

 イベントにはヒューマノイドの息子を演じた桑木里夢、是枝裕和監督も登壇した。「第79回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品された本作。フランス現地5月16日には映画祭にて公式上映が行われ、4人そろって華やかなレッドカーペットを歩いた。上映後の9分間におよぶスタンディングオベーションも話題となった。

 ステージに上がる階段では、カンヌばりに綾瀬をエスコートして会場を盛り上げた大悟。初主演にしてカンヌの地を踏んだ大悟は「ただいま」とにやりと笑い、「ステージに上がるまで、(観客が)いつもの大悟と違う目で見ているなと感じて、ほっとしています。手をたたいて笑われたら終わりだなと思ったんですけど、そうじゃなくてよかったです(笑)」と、日本の観客にも受け入れられたことに安堵の表情を浮かべた。

 カンヌでの出来事について話が及ぶと、是枝監督がノブがレッドカーペットの正面にいたことを明かし「とんでもない衣装とメイクで(ノブが)いらっしゃったんですけど、大悟さんから『ぜひ無視してくれ』と言われて(笑)」と振り返る。

 大悟もノブの存在に「あれはリラックスしましたね」と緊張が和らいだことを明かすも「バラエティー的に無視してくれたほうがこっちの都合がいいんで(笑)」と説明。
「えらいもんで、あいつがいたら日本になっちゃうんですね」といい、会場の笑いをさらっていた。
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