本作は、“少し先の未来”を舞台に、子どもを亡くした夫婦と、息子の姿をしたヒューマノイドとの生活を描くヒューマンドラマ。綾瀬が建築家の妻・音々、大悟が工務店の二代目社長である夫・健介を演じ、W主演を務める。是枝裕和監督による、日本映画では『万引き家族』(2018年)以来8年ぶりのオリジナル脚本作品。
イベントにはヒューマノイドの息子を演じた桑木里夢、是枝裕和監督も登壇した。「第79回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品された本作。フランス現地5月16日には映画祭にて公式上映が行われ、4人そろって華やかなレッドカーペットを歩いた。
ステージに上がる階段では、カンヌばりに綾瀬をエスコートして会場を盛り上げた大悟。初主演にしてカンヌの地を踏んだ大悟は「ただいま」とにやり。「ステージに上がるまで、(観客が)いつもの大悟と違う目で見ているなと感じて、ほっとしています。手をたたいて笑われたら終わりだなと思ったんですけど、そうじゃなくてよかったです(笑)」と、日本の観客にも受け入れられたことに安堵の表情を浮かべた。
上映後の9分間におよぶスタンディングオベーションも話題となったが、大悟は「日本であれだけの長い拍手を体験したことがないので、本当にうれしいんですけど、5分くらいを超えるとおもろなってくるというか。これいつまで続くんだみたいな(笑)。最初すごく感動したんですけど、いつまでやんねんとおもろなってくる(笑)」と語った。
大悟が、カンヌで綾瀬へのエスコートが成功するかどうかに注目してほしいと発言し、実際にカンヌではしっかりとエスコートできたことについて話が及ぶと「日本に帰ってきてものすごく言われるんですよね。エスコートしてすごいねって。わし46歳で、右手くらい上がる(笑)。いかに大悟ができないやつだと思われていたのか」と苦笑。
綾瀬は「とても安心感がありました」と褒めつつも「紳士的にぴょこっと手を出していただいて。ちゃんと手を出せてえらいなと思っていました」と大悟をいじり笑わせていた。
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