Netflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で主演し、話題を集めた一ノ瀬の初主演映画となる。映画の完成を祝福されると一ノ瀬は「ありがとうございます」と観客に何度も頭を下げ、笑顔を弾けさせた。心境については「もちろん、うれしさもあるんですけど、この『四月の余白』は衝撃作でもある。皆さんにどう評価していただけるのか、楽しみでもあるけど不安でもある。2つの気持ちがあります」と心境を明かした。
元半グレで更生施設「みらいの里」の寮長・西健吾を演じた。一ノ瀬は「初めて、このお話を受けた時にテーマがスゴいと思った。俺の中でも体罰が教育に必要なのか疑問があった。自分の話になっちゃいますけど、空手道場で内弟子として住んでいた時期があった。空手道場では先生が少年空手を教えてらっしゃった。少年空手には急にお母さんの顔を殴っちゃうような子もいた。そこで空手をちゃんと学んでいくと、俺が見ていた中では、ちゃんと更生してまともな子になるんですよ。
吉田恵輔監督(※吉=つちよし)が一ノ瀬へオファー。吉田監督は「『泣いた赤鬼』『フランケンシュタイン』みたいなイメージになると思います。今、日本で『泣いた赤鬼』の役者は1人しかいない。自然と一ノ瀬さん。温かい雰囲気もあるし、いかつさの両方を持っている」と経緯を説明した。そして「昔、オーディションに来てくれて2回ぐらい落としている」と吉田監督はぶっちゃけ。一ノ瀬は「そうですよ!2回落とされていますから!」と苦笑い。当時の一ノ瀬はスキンヘッドでキャラが濃すぎたから落としたそう。
また、上阪隼人、山崎七海(※崎=たつざき)という若い俳優と共演。共演について一ノ瀬は「ネタバレになっちゃダメですもんね…」としながら「終盤での…。
『ミッシング』『空白』などで、人が思わず目を背けたくなるような感情や社会の歪みを描いてきた吉田氏。本作は、監督自身が多感な時期に出会った非行少年や、彼らを取り巻くコミュニティをモデルにした作品で、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子どもたちに真正面から向き合おうとする大人の生々しいもがきを描く。
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